平成22年6月

 

6月3日
口蹄疫に関する義捐金
 6月1日の朝礼でも申し上げましたが、口蹄疫が発生した宮崎県では、畜産農家のみならず、地域経済全体で大きな影響を受けています。
町役場では、口蹄疫で影響を受けた畜産農家を支援するため、役場1階と2階に義捐箱を設置しました。

 新聞記者から一宮町が義捐箱を設置した理由を聞かれましたが、宮崎県の職員と親交のある、ある町民の方からぜひ町でも取り組んでいただきたいとお話を受けたのは先週のことです。
私は、話を聞いてこれはヒトゴトではないと思いました。
一宮町には酪農農家が5軒、約140頭の乳牛を飼育しています。5月上旬には予防のために消石灰を牛舎周辺に散布したそうです。どこまで拡大するのか、いつ収束するのか、息を殺して新聞テレビのニュースをご覧になっていると思います。
 発生した川南町の主要産業は畜産です。町の主要産業が壊滅の危機に瀕している川南町は、今町長を先頭に役場職員が一丸となって対策に取り組んでいると思います。
もしもわが町に発生したらと考えるとヒトゴトではありません。遠い千葉の地からエールを送りたいと義捐箱を設置したものです。ぜひ職員の皆様にも協力をお願いします。


6月4日
一宮町交通安全対策協議会総会
 昨日は一宮町交通安全対策協議会総会に出席しました。
一宮町交通安全対策協議会は、一宮交通安全協会の役員・指導員と町の婦人会によって組織されており、春、夏、秋、冬の交通安全運動やカーブミラーの清掃・交差点の草刈などに取り組んでいただいております。
 自動車の普及により交通量が飛躍的に増加し、交通事故の脅威も年々増しています。
茂原警察署によると平成21年10末現在、町の運転免許保有者は8147名、車の保有台数は9151台。これは町の人口約1万二千人、4千800世帯を考えると、一家に2台、3人が運転しているという大変高い数字です。
 4月に死亡事故が発生するなど一宮町でも最近高齢者が被害にあう事故が増えています。交通事故を防止するためには、日ごろの啓蒙、啓発、取り締まりを継続的におこなうことが大事です。町の交通安全活動の要として交通安全対策協議会の皆様には今後もご協力をお願いいたします。

役場のおもてなし事業
 役場玄関を入ってびっくりしました。昔懐かしい一宮海岸の写真が飾られています。120周年記念事業の一環として庁舎の明るいイメージつくりをするために企画されたものです。
 私事ですが、大学生の夏休みのひと夏、海岸でアルバイトをしたことがあります。ポンポン船の乗り場近くにおじさんが開いた果物や野菜を売る夏季限定の小さなお店です。他に店員はいないので、店長です。アルバイトで稼いだお金で一人旅にでかけました。楽しい思い出です。
 写真を見て、あの懐かしい昔のことを想い出すのは、私だけではないと思います。
 今年は長い間中断していた灯篭流しも復活します。厚生組合でも大型の灯篭つくりに挑戦するとか聞いています。今から楽しみにしています。


6月7日
城西国際大学公開講座
 5日中央公民館で開催された城西国際大学公開講座に出席しました。これは、多くの人に一宮町の歴史と文化を知ってもらうために、町制120周年記念事業の一環として公開講座の開催を城西国際大学に要請し、実現したものです。
 先週から一宮町に関係の深い題材で3回にわたって開催されています。
前回の「タマヨリヒメの系譜と海の信仰」は出席できませんでしたので、今回の講座は楽しみにしていました。
今回の「タマとサキにみちびかれてー言葉の中の遠い世」という三木紀人先生の講演をお聞きして、玉前神社をより身近に感じることができました。
延久2年(1070年)釣が岬海岸に光り輝く玉が漂着し、これが玉前神社のご神体とまったく同じものであったという説話がありますが、これは琥珀か真珠ではないかというのが先生のお話でした。
次回12日の講座は、渡辺拓先生による「一宮と芥川龍之介」です。ぜひ皆様も参加したらどうでしょうか。面白いお話が聞けると思います。

町長と語る会
 5日と6日町長と語る会が開催されました。職員の皆様が作った「わかりやすい予算説明書」を使って今年の町の事業を説明いたしました。
予算は本来町民みんなのものであり、町民の皆様からいただいた税金の使い道をわかりやすく町民に説明するのは行政の責任だと思います。
「わかりやすい予算説明書」は、町の事業がよくわかると高い評価をいただいておりますが、まだ試行錯誤の段階であり、改善すべき点が多いのも事実です。(たとえば、議会議員の報酬がまったく欠落しているとか)
語る会では、町民から農業集落排水や後期高齢者医療事業などについてもっとわかりやすく説明して欲しいという意見がありました。さらなる工夫をお願いいたします。


6月9日
口蹄疫
 7日夜、NHKで放送された特別番組を見ました。宮崎県で発生した口蹄疫の拡大をなぜ阻止できなかったのか、英国の先進的な取り組み体制と日本の遅れた体制を描いた番組で大変勉強になりました。
8日の読売新聞には一宮町の取り組みが「一宮町、町民提案で口蹄疫義援金募集」という見出しで産業観光課の中山さんの写真入りで大きく報道されていました。乳牛組合も取り組んでいただいております。職員の皆様も協力をお願いいたします。

長生特別支援学校前期学校公開
 昨日は午前中、町内にある県立長生特別支援学校の前期学校公開に福祉健康課の職員とともに参加しました。
長生特別支援学校には、小学部19名、中学部21名、高等部44名の児童,生徒が通学しており、長生郡市の特別支援教育のセンターとしての役割を果たしています。
校長の永吉先生に各教室を案内していただき授業を参観しましたが、不自由な体で一生懸命に取り組んでいる児童生徒の元気な顔が印象に残りました。年々増加する生徒数に対応するために、特別教室を改造して対応するなど、手狭な施設が大きな悩みのようです。
秋に開かれる文化祭には、生徒さんの作品(皮細工、木工品、しいたけ、焼物、園芸など)の即売のコーナーもありますので、ぜひ一度覗いてみたらどうでしょう。

議員全体会議
 午後からは議員全体会議に出席しました。6月17日に開催される第2回定例会に上程される議案を説明いたしました。東浪見区画整理組合に負担する公共施設管理者負担金の補正予算への計上と一世帯あたり2万1千円引き下げる国民健康保険の税率改正などについて説明いたしました。
会議に先立って職員がクールビズで着用している記念ポロシャツについて好意的な意見が寄せられ、議員全員が購入することになりました。


6月11日
東浪見小学校プール開き
 昨日午前中、東浪見小学校のプール開きに出席しました。日本全国の小学校でプール開きがおこなわれていると思いますが、全校生徒がサーフインでプール開きをするのは、おそらくわが町の東浪見小学校だけだと思います。
そういうわけで今年もNHKと千葉テレビ、新聞各社が取材に詰めかけました。
 東浪見小学校の全校生徒102名ということで、全員がプールサイドに集合してプール開きができるのも、小規模の学校のよさです。
 プールサイドには、カメラを持った父兄も詰めかけ、大変なにぎわいでした。
 生徒一人一人に地元のプロがコーチしてパドリング(ボードに腹ばいになって手で水をかく)の練習。今年の新入生以外は昨年も体験しているので、実に上手です。すばらしい環境で学べる東浪見小学校の児童は本当に恵まれていると思いました。何しろ元日本チャンピオンもコーチ陣に入っているのですから。
 この模様はテレビで放送されましたが、録画をとってありますので、希望者は総務課に申し出てください。役場に来た町民の方も見られるようにできたらと考えています。

口蹄疫で寄付
 昨日午後、町内にお住まいのご婦人が義捐箱に入りきれないほどたくさんのお金を持って役場にこられ、口蹄疫で苦しんでいる方へ寄付をされました。新聞を見て、町が取り組んでいることを知ったそうです。善意の輪が広がっているのはうれしいことです。

鳥の死骸処理
 一昨日、都市環境課から海岸に多数の鳥の死骸があるとの報告を受けました。
昨年成立した海岸漂着物処理推進法によれば、海岸管理者である県に必要な措置を講じる義務がありますが、認識不足で県が対応しないので、町が対応することになりました。(本当に困ったことです)
 都市環境課の職員が鳥の死骸(ハシボノミズナギドリ)979羽を集め、処理をしました。
 鳥インフルエンザを心配しましたが、そうではなく、渡り鳥がわたる途中に体力不足で死亡したとのことでした。職員の皆様ご苦労様でした。


6月16日
町民提案事業公開プレゼンテーション
 11日は今年度の町民提案事業の公開プレゼンテーションに出席しました。
前年度から継続の5団体に、新規の3団体が加わり、アイデア溢れる事業が説明され、町をよくしたいという町民の想いが伝わってくる大変良い内容でした。
職員の参加が少なかったのが残念でした。もっと積極的に参加を呼び掛ければよかったと反省しています。

中学の同窓会
 12日は久しぶりに一宮中学校の同窓会が開かれました。本当に同級生はありがたいもので、「応援しているよ。」「がんばってね。」と温かい言葉をたくさんいただきました。
私は、町がおこなっている120周年事業の内容を紹介し、ふるさと納税をお願いしました。私が着ていった記念ポロシャツは好評で「どこに行けば手に入るのか」と聞かれました。一般に売り出せばかなり売れるのでないでしょうか。
 工夫をお願いいたします。

町消防ポンプ操法大会
 13日は保健センター前の広場で開催された一宮町第4支団消防ポンプ操法大会に出席しました。
大会に出場する団員は、忙しい生業のかたわら、休日を返上し、実に一ヶ月という長期間、夜間訓練を重ね、同僚の団員と家族に支えられて、この大会に臨んでいます。
また、この大会を運営するために、総務課をはじめ多数の役場職員が早朝から大会終了後までがんばっていました。
 住民の安全を守るためにどれだけ大勢の人が働いているかということをもっと広報などで町民に知ってもらうようにする必要があります。

デマンド交通
 14日は千葉陸運支所に出張しました。
今年の秋、デマンド交通(予約制タクシー)の試行運行を予定していますが、現在町がおこなっているにこにこサービスが好評なので、車の運転は、地元のタクシー会社ではなく、シルバーに委託することを考えています。
タクシー会社からは、快く了解をいただいたのですが、国土交通省の了解が難しいということで、千葉陸運支所長に事情を説明し、協力を要請したものです。

町道と県道の振り替え
 15日は県庁に出張し、要望活動をおこないました。
  町道と県道の振り替えを酒井県議会議長と県道路環境課長に要望しました。
  これは、宮原交差点と海岸を結ぶ町道と役場から海岸につながる県道一宮駅停車場線の振り替え交換を県にお願いするものです。街中の渋滞を避けて、宮原交差点と海岸を結ぶ歩道もない狭い町道に車が集中して、死亡事故など重大事故が多発しています。そこでこれを県道に振り替えて県に歩道の整備をお願いしようというものです。
  実は県の道路維持課(道路環境課の前身)に勤務していたときに片貝から一宮間の町道と県道の振り替え交換をしたことがあります。

森田知事来町
 9月12日に開催される120周年記念式典に森田知事が参加することになりました。秘書課を通じて参加を要請していたものです。当日は森田知事にもぜひ記念ポロシャツを着ていただきたいと思います。


6月17日
名刺と顔が見える関係
 ある町民の方からメールをいただきました。「先日、町役場の職員に名刺を求めたが、持っていないからと断われた。名刺を持っていない職員の方とはコミュニケイトが取りにくい。名刺がないことに、何にしても責任を持って窓口なり、担当をしていただけない印象があります。何とかならないか」というものでした。
  調べてみると、確かに相当数の職員が名刺を作っていないことがわかり、びっくりしました。民間会社では考えられないことです。まだ古いお役所意識がどこかに残っているのかもしれません。
  役場はいうまでもなく町の最大のサービス機関です。皆さん一人一人は町の営業マンです。
  行政と住民が協働してまちづくりをしていくためには、役場職員と住民が、お互いに顔が見える関係が必要です。コミュニケイトをとる道具として個人メールアドレスを記載した名刺を用意して、住民と顔が見える関係を築いてください。


6月18日
6月議会
 湿度のないすばらしい天気が続いたので、異常気象のおかげで梅雨はないのかとも思いましたが、しっかりと忘れないで、梅雨が来たようです。
  朝からじっとりします。こういうときに記念のポロシャツは助かりますね。
  今日は黒を着ました。
 昨日6月議会が開かれました。冷房もない暑苦しい議場で長時間審議にあたった議員と職員の方、本当にご苦労様でした。
  ○ 国民健康保険税の税率が改正され、一世帯あたり平均2万1千円引き下げることになりました。
  ○ 東浪見土地区画整理事業を解決するために公共施設管理者負担金288,538千円を補正予算に計上しました。
  ○ 職員の給与改善を図るために12,285千円を補正予算に計上しました。


6月21日
「いっちゃん」と対面?
 18日「いっちゃん」と対面しました。対面といっても服でいえば、仮縫い、サイズあわせの段階なので、頭部と胴体などでしたが、想像以上の出来栄えで、町民の皆さんにもきっと可愛がっていただけると思います。
  デビューする日は、参院選挙の投票日7月11日の予定です。
  今から楽しみですね。

病院は建てるけれど 
 19日東金市で開催された地域医療を考える講演会「病院は建てるけれど」に福祉健康課の職員と参加しました。
主催団体は山武郡市で活動している地域医療を育てる会、講師はNHKチーフディレクター米原尚志氏で、地域医療をテーマにした番組多数を連作しています。
  5月に放映された「病院は建てたけれど」は、借金をして立派な病院は建てたけれど、医者と看護師が集まらず、毎月多額の赤字を生み出し、市の財政を圧迫している十和田市と東金・九十九里地域医療センターの建設が市長選挙の争点となった東金市をとりあげ、注目を集めました。長生病院のスタッフや長生村からも保健師が見えていました。
講演終了後、懇談会もあり、今なぜ、日本全国で自治体病院の建設が問題になっているのか、地域医療の望ましい姿など、大変有意義なお話をお聞きしました。
  高齢化社会を迎えて日本の医療が治す医療から支える医療の時代を迎えており、そのためには、医療と福祉の連携が必要であり、自治体は、医療と福祉のネットワークの要であり、地域で働く保健師の役割がとても重要だという先生のお話が耳に残りました。
「病院は建てたけれど」は、福祉健康課にあります。

アンダンテ
 20日岬ふれあい会館で上映された「アンダンテ」を鑑賞しました。
  引きこもりで苦しむ都会の若い女性が農業に生きる人との出会いのなかでゆっくりと再生していく物語。アンダンテは、音楽用語で「歩く速度で、ゆっくりと」を意味するそうです。
  私は、緑の田んぼの中を風が吹き抜けていく今の季節が好きです。
  ロケ地横芝光町の鮮やかな田園風景にわが町一宮の田園風景を重ねて見ていました。
  主役の新妻聖子さんはミュージカル「ミスサイゴン」で活躍した女優。最後に流れる歌を歌うシーンは力強く迫力がありました。心洗われる映画です。
  おすすめです。


6月22日
長生郡町村会総会
 昨日白子町で開催された長生郡町村会総会に出席しました。昨年の総会では、一宮町のわかりやすい予算説明書「町では今年こんなことをします」を配布しましたが、今年は、長生村の「ながいきマネーブック」長南町の「わかりやすい予算書」という新しい仲間が加わりました。
  長南町の「わかりやすい予算書」には、長生郡市の他市町村との比較もあり、大変参考になります。
  たとえば、ラスパイレス指数が茂原市99.0一宮町88.9、人口1千人当たりの職員数が茂原市6.9人一宮町10.8人長南町15.0人など。
  議員控え室の推奨本のコーナーにありますので、自分が担当している事業を他の町では、どうおこなっているのか、調べてみるのもいいと思います。


6月25日
世界標準
  おはようございます。早朝の観戦で少し寝不足ですが、まずは決勝リーグ進出おめでとうございます。すばらしい試合でした。次の試合が楽しみです。
  先制点を決めた本田選手は世界に通用するすばらしい選手ですが、昨日の毎日新聞に注目すべき記事がありました。
  ユニクロが12年3月から社内の公用語を英語にする方針を決めたというものです。日本のオフィスを含めて、会議や文書は基本的に英語にする。幹部職員には英語の検定試験で一定の点数を取ることを義務付けるそうです。
  すでに日産自動車や楽天では実施しているそうですが、人口減少で縮小する国内市場に見切りをつけて、日本の会社が世界企業として生き残るための方策の一つだと思います。

一宮川をきれいにする会総会
 24日一宮川をきれいにする会総会に出席しました。
  一宮川をきれいにする会は、一宮川の草刈、清掃を実施し、環境の保全に大きな役割を果たしています。これまでは、川周辺の自治会に草刈を委託してきましたが、今年から町民に広く草刈やゴミ拾いをお願いすることになりました。11月28日に関東台から海岸までの両岸の草刈、ゴミ拾いをおこないますので、職員の方もぜひ参加をお願いいたします。
  町の宝物である一宮川を町民みんなが大切にして、守っていただきたいと思います。


6月28日
原地区農業集落排水処理施設管理組合解散式
 25日、原地区農業集落排水処理施設管理組合の臨時総代会に出席しました。
原地区農業集落排水処理施設管理組合は、昭和62年3月に設立され、設立当初に借り入れた受益者分担金の償還をこれまでおこなってきましたが、今年2月に完納したということで、今回臨時総代会を開催して、解散することになったものです。解散式では、設立当初から役員として携わってこられた小関正幸理事長から剰余金の一部200万円が町に寄付されました。
  町としては、農業集落排水事業のために大切に利用させていただく所存です。

長生支部消防操法大会
 27日、長南町陸上競技場で開かれた長生支部消防操法大会に出席しました。
長生郡市の消防団員が消防の基本操作を競う大会です。一宮町からは、小型ポンプ車の部に第4支団第2部と第3部の2チームが出場しました。この日のために一月以上も出場選手は、日夜訓練に励んできたということで頭が下がります。

一宮の魅力ある海づくり会議
 27日午後からは、保健センターで開かれた一宮の魅力ある海づくり会議に出席しました。地元住民、海の家、漁業組合、サーファーら関係者が集まって防護と利用と環境の面から一宮の海岸侵食を考えていく恒常的な組織で、昨年から2回にわたって開かれた「一宮の海を考える集い」が発展したものです。
  今回は第1回で役員の選出や基本的な現状認識について議論がおこなわれましたが、次回は9月に開催される予定です。

ながいきメロン初出荷
 27日、町特産のながいきメロンが初出荷されました。昨年はNHKの取材があり、新地にある長生農協の共同出荷場でメロンが自動選別される模様を私も一緒に見せていただきましたが、今年は参院選挙の取材で忙しく、テレビの放映がなかったことは残念です。


6月29日
名刺義務づけ
 26日の朝日新聞には、ハローワーク職員 名刺義務づけの記事がありました。厚生労働省は、全国のハローワークなどの窓口の職員に名刺を持たせ、全ての相談者に手渡す方針を発表しました。それに対して、女性職員からは、つきまといなどの被害が増えるという不安の声が上がっているという内容でした。厚生労働省内にも「名札を着用しており、それで対応できる」と反対する意見もあったが、長妻大臣が「名刺を渡すのは民間企業では当然」と主張し、押し切ったようです。
  ハローワークの窓口の半数を占める一年契約の臨時職員については、正職員並みの責任とリスクを負わせることへの疑問や批判もあるでしょうが、正職員については当然のことだと私は思います。

南部蘇我土地区画整理組合
 28日の千葉日報には千葉市にある南部蘇我土地区画整理組合が総会を開いて、5億円の賦課金の徴収を可決したという記事がありました。
  バブル経済崩壊で地価が下落。金融機関への債務が約18億円にのぼり、破綻状態に。解決のために自助努力で賦課金を徴収し、千葉市に約8億円の支援を要請し、千葉市は支援を検討しているという内容です。東浪見土地区画整理組合とよく似た事案であり、今後注目していきたいと思います。


6月30日
今朝はワールドカップの観戦で、睡眠不足の人が多いと思います。実に惜しかった。でもいい試合でした。120パーセント自分たちのもてる力を発揮した悔いのない試合でした。

アキバ教育長退任
 今日付けでアキバ教育長が退任します。昨夜、管理職会による送別会が開かれ、その席上でも申し上げましたが、アキバ教育長は、38歳の若さで課長を務め、教育長としても2期8年、実に通算すると一宮町役場の在職期間は46年間という長期にわたります。山あり谷あり色々な思い出があると思います。退任に当たり感無量のことと推察いたします。長い間本当にご苦労様でした。
  たっぷりと休養し、充電した後、その豊富な経験を生かして一宮のまちづくりに住民として参加し、力を貸していただければと思います。