町長日記2018年1月26日(更正保護女性会創立五十周年祝賀会に出席)

 今日は、シーサイドオーツカで開かれた更正保護女性会創立五十周年祝賀会に出席しました。更正保護女性会は、以前の町長日記にも記しましたが、保護士会と並んで、犯罪や非行に走ってしまった方の更正や社会復帰のお手伝い、そして非行や犯罪に走らないように事前の教導をなさる方々です。実際の活動としては、現在のところ事前の教導の方が主軸になっていると伺っています。

 五十年前に、婦人会の幹部の方の首唱で、10人のメンバーで始まったそうですが、現在は40数名の会員の方がいらっしゃるそうです。具体的には、小学校の入学時・卒業時に、アクセサリーや枝折を配布して下さっていますし、保育園生への読み聞かせや、茶道体験なども展開して下さっています。もちろん、社会を明るくする運動などで、防犯啓発活動やパトロールなども行って下さっておられます。

 五十周年とは、簡単なことではありません。一昨年、会の皆さまが町長室へお見えになり、五十周年に際して、記念の冊子を出したいので、援助してほしい、とのお話でしたので、直ちに前向きにお答えしました。その結果すばらしく綺麗な記念誌ができました。うかがってみると、過去にはこうした冊子もなく、資料もあまりなく、今回の冊子の編集において、これまでの経緯を再現するのにも差し支えたということです。節目節目に記念誌をまとめておくことは、将来に対しても重要なことではないでしょうか。

 千葉保護観察所企画調整課長さんが、ボランティア団体としては、更正保護女性会は日本野鳥の会に次ぐ規模だとおっしゃっていました。全国でも最大規模の団体ということです。

 アトラクションとして、三曲演奏と、煌月会の皆様による詩吟の披露がありました。三曲演奏では、春の海と、岬の灯台という曲が披露されました。わたくしも仲間に入りたい気持ちでした。

 更正保護女性会の皆さまが、今後も旺盛に活動を展開して頂いて、明るく笑顔の社会の増進に、更にお力を発揮して頂くことを心からお祈りいたします。