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町長日記 4月12日・13日(玉前神社遷座祭・奉幣祭)

玉前神社奉幣祭即事 三首

 

奉幣の神事まつとてもろびとは息ひそめおり玉前の森

遠くより雅楽聞こえてみてぐらをささぐる使ひあゆみくるみゆ

桜花ちりかかるもと楽の音の興りて神事ととのひにけり

 

 4月12日の宵と、13日の午前、玉前神社で、社殿修理完成に伴う、遷座祭と奉幣祭がありました。一宮町長として参列致しました。13日の宵は、雨となり、雷も鳴っていました。祭事がおわると雨があがっており、わたくしは観明寺から歩いて帰宅しました。

 神事の際の雨ですが、「かみなり」が鳴っておりました。「かみなり」は、普通「神が鳴る」ということで、神様が音を鳴らしている、という意味でとります。ただ、音通(おんつう)でいえば、「神が成る」、つまり神様の御成り、神様がやってこられた、ととることも可能です(もちろん、厳密には牽強付会でしょうが…)。また、この時期の雨は、二十四節気のうち、「清明」の次の「穀雨」に連なる雨であり、万物をはぐくみ養う恵みの雨だということができます。そういう意味からいえば、神事に伴って雨が降ったのは、むしろ神様がご嘉納下さったということもできるのではないかと思います。奉幣祭後の直会でのご挨拶でもこのことを申し上げました。ただ、見物でお集まりの皆さまには、次第に雨脚が強まり、大変お気の毒でありました。

 いずれにせよ、玉前様の社殿修理の完成は大変嬉しい一事で、皆さまとともに喜びたいと存じます。冒頭の三首の短歌は、奉幣祭で社殿に伺候していたときに口ずさんだ拙詠です。祭事の開始前、始まるとき、終わって社殿より皆が退出するときの風情を詠んだものです。腰折れですが、大事なお祭に参加した記念として記しておきたく存じます。