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町長日記 8月5日(「プラチナホームなのはな」家族会に参加と前復興大臣来訪と納涼花火大会)

   昼過ぎに、「プラチナホームなのはな」さんへ伺い、家族会に参加いたしました。こちらは、認知症の方々が、サポートを受けながら共同生活をしてゆく、グループホームという範疇の施設です。わたくしが伺うと、入居されているご高齢の皆様とご家族の方が集まって、ホールで芸能の出し物を鑑賞しておられました。南京たますだれ、ギターアンサンブル、フラダンス、のど自慢と楽しい企画が続きました。皆さん手拍子などとられて楽しそうにしておられましたが、中にはお心に染まない風情の方もいらっしゃいました。当然といえば当然ですが、皆さまの好みがひとつの方向に収斂しにくいのは、イベント主催側にとっては、なかなか難しいものだと改めて感じた次第です。行政でも、事情は同じで、なかなかすべての方にご賛同頂ける施策を展開するのは困難な課題です。

 ギターアンサンブルでは、シニア世代の方々がそろって演奏をなさっていました。久しぶりでポール・モーリア楽団の十八番のひとつ、「薔薇色のメヌエット」(原題はMinuetto)を聞きましたが、いい曲でした。また、「空港」を熱唱されたご婦人がおられましたが、施設の幹部の方が、「実はわたくしの福祉の道の先生だった方です」と、感激しておられました。

 晩年をどう過ごすか。大変な課題です。認知症ということでは、残念ながらご本人の自己決定のレベルが下がってしまわざるを得ず、まわりの皆様は本当に大変だと思います。わたくしも、いつお仲間に入るかわかりません。ひとごとではありません。人生の「重み」を改めて感じたひとときでした。

   その後、今村雅弘前復興大臣を釣ヶ崎と玉前神社にご案内いたしました。今村前大臣は、茂原・南房商事の藤井会長とのご縁で、一宮へお越しになられたものです。大臣職にあられたとき、陳情にお伺いしたこともあり、また職を退かれたあとも、わざわざお時間を作って下さって、一宮の課題について話を聞いてくださったことがあります。そうしたことから、一宮へおいで下さいました。

 釣ヶ崎では、たまたま大原洋人さんのお父様と、そのご友人のジャーナリストの方がおられて、海とサーフィンについて、今村先生に詳しいお話しを差し上げて下さいました。先生は大変喜んでおられました。地元の当事者の方のお話しということで、大変具体的でしたので、先生のお心にも届いたようです。

 また、玉前神社では、栗原宮司が対応して下さって、昇殿してのお払いも頂き、これも今村先生は大変喜んでおられました。今村先生の選挙区である佐賀県の祐徳稲荷には、栗原宮司は縁が深いということで、お話しがはずんでおられました。祐徳稲荷は、わたくしは名前を聞いたことがあるくらいでしたが、あとでネットで検索してみたところ、崖の上に設営された、大変豪壮で華麗な巨大神社であることがわかりました。

   その後、今村先生とひとまず分かれて、4時半に花火大会本部へゆき、南消防署・消防団第4支団の皆様にご挨拶を差し上げました。花火は、火気に気をつけなくては楽しめません。花火大会の成功の一翼は、消防の皆様のご尽力にかかっているということです。何年か前に、一宮川縁で、花火の落下残り火で、枯草火災が発生した時、直ちに消防の皆様が消し止めてくださった現場を、川の反対側から見たことがあります。実に頭が下がります。

 県警と県庁職員の皆さんによる花火打ち上げ現場の点検に同行して、花火の実物をつぶさに見たあと、本納の本納絵馬作者の矢部宏先生が、一宮館のラウンジで、花火鑑賞の会を催されるということで、お招きを頂きましたので、ご挨拶にあがりました。主に茂原の皆様がお見えでしたが、素晴らしい展望で、花火を見るにはもっともよいスポットだろうと思いました。

 花火大会には、今村先生もお見えになり、近隣町村の首長さん方、議員さん方とご歓談になられました。皆様のお話しでは、ここ数年の中で最もよいできだったのではないか、ということでした。昨夜は雨が降ったのですが、雨も上がって、よい天気になり、絶好の天気であったのも、嬉しいことでありました。

 終了後、10時半に、会場周辺各所で交通整理に精励してくれていた職員諸君も帰還し、設備も片づけたところで、解散しました。解散直前に入ってきた知らせとして、まめ柴犬を連れて、遠方からきていた女性が、水中花火の音に驚いて犬が逃げてしまった、ということで、ひどくしょげておられたそうですが、スタッフの捜索の結果、見つかって喜んで頂けたということがありました。大変ありがたいことでした。

 こうして、今年も一宮町夏最大のイベント、花火大会も終了しました。ひとえに、観光協会・役場の諸君はじめ、関係諸氏のご尽力の賜物です。ご寄付も随分頂きました。関係の皆様に改めて御礼を申し上げておきたく存じます。ありがとうございました。

 

   会場からは、はるか九十九里町の花火も、まさしく遠花火で小さく見えていました。音もせず静かに開いては消える遠花火は、また格別に幻想的であり、また心もとないものでありました。

 俳句を一首記しておきます。

 「遠花火消えて渚に闇深し」