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町長日記 10月23日(新嘗祭献穀献納式に同行と 台湾からの高校生のホームステイ受入式)

   今日は、台風21号の名残の雨・風の中、皇居へ、新嘗祭で用いる米と粟を献上する方々のお供で出かけました。これは、毎年47都道府県から、米と粟を各一名、指定に従って栽培したものを献上する儀式で、その米と粟で新嘗祭を行うのだそうです。新嘗祭は、宮内庁の関係者の方のお話では、もっとも重要な宮中行事なのだそうです。

 47都道府県から毎年一人ずつ、ということですから、このお役に選ばれることはなかなかに珍しいことです。千葉県でいえば、10の農業事務所があり、長生農業事務所に回ってくるのは10年に一回だそうです。長生農業事務所管内には7つの市町村がありますから、単純にいえば70年に一回しか一宮町に回ってこないわけです。

 今回、お米を献上されたのは、原の室川常夫さんご夫妻、粟を献上されたのは関東台の齋藤繁雄さんご夫妻でいらっしゃいました。県の担当官とわたくしが随行員としてお供をいたした次第です。両ご夫妻とも、大変名誉なことだと仰っておられました。一宮町としても、大変に嬉しく光栄なことであります。

 皇居では、両陛下のお姿を間近で拝見することができましたし、お言葉も直接お伺いすることができました。テレビで拝見するとおり、温容掬すべきお姿のおふたりでいらっしゃいました。大変親しみを感じさせて頂けるご風采であらせられました。

 献上の儀式のあと、売店で買い物をして帰りましたが、売店の規則がなかなか厳しく、驚きました。本日宮中に新嘗祭の献上で上がったものでなければ、カタログさえ勝手に見せてはいけません、ということでした。皇室の権威を悪用するような者がいてはいけないということだろうと理解いたしました。

    夕方、台湾から、南投高等商業学校の生徒が修学旅行で一宮を訪れ、一宮町内の家庭にホームステイするということで、出迎えのセレモニーに臨みました。修学旅行の一団は30人で、13の家庭に分かれて投宿しました。わたくしは中国語でご挨拶をいたしましたが、「今天晚上,

我想大家在每个家庭里可以跟host family一起吃饭,一起交谈,一起洗澡?…」といいますと、みな大笑いをいたしました。これは、「今晩、みんなはそれぞれのお宅で、ご家族と一緒にご飯を食べたり、お話をしたり、お風呂に入ったり?できますよ…」と冗談を飛ばしたのです。

 わたくしの家にも李さんと廖さんの2人の2年生の女生徒が見えました。李さんは実家が不動産屋で、養蜂もやっているということで、蜂蜜をお土産にくれました。廖さんはヒップホップダンスをやっていて、部長だといっていました。李さんは夢見る乙女、廖さんはしっかり者に見えましたが、ふたりとも色々大事なものを忘れたり落としたりと迂闊なところがあって、興奮のなせるわざかなと思いました。李さんは健啖家で、夕食のおでんを随分たっぷり食べてくれました。廖さんは風邪気味だということで、夕食はあまり召し上がりませんでしたが、次の朝には元気になっていました。

 お風呂に入ってもらったところ、李さんが先に入ったのですが、出てきて「お湯を流しておきました」といっていて、ああそうか、と思いました。台湾では、あまり湯船に湯を張って入ることがなく、入るときも欧米式にひとりひとり湯を換えることが多いのです。日本はちょっと違って、お湯にはみんなではいるのだよ、と伝えておくべきでした。これも文化ギャップのひとつの表現で、面白いものでした。いずれにせよ、お二人がホームステイしてくれて、楽しい時間を過ごすことができました。