町長日記 10月28日(一宮中学校の「やまゆり祭」に出席と 下村の愛宕神社祭例に参加)

 今日は、朝から一宮中学の「やまゆり祭」に伺いました。これは、合唱コンクールを中心に構成された中学版文化祭ともいうべきもので、昨年は後半だけうかがったものです。今回は朝から最後まですべて拝見・拝聴しました。

 合唱は、学年ごとの課題曲があり、更にクラスごとの自選曲があります。学年全体で課題曲を一回、クラスごとに課題曲と自選曲を一回ずつですから、都合3回歌うことになります。更に、最優秀クラスはもう一回自選曲を歌うことになりますので、4回歌うわけです。ブラスバンド部の諸君は更に演奏もあるし、英語スピーチ発表の諸君もスピーチを行うなど、中学生諸君にとっては出番の多い催しです。合唱は、多少の巧拙はありましたが、クラスごとに一所懸命さが伝わってきました。合唱曲というのは、合唱のために作られたものが多いということで、独特の感触を聞くものに与えます。独奏曲とは、雰囲気も歌詞の中身も相当に違います。歌う人間の側の諸条件が、楽曲にも影響を与えるのです。簡単なことのようではありますが、わたくしには改めての発見でした。

 英語スピーチ発表は、緊張しているのでしょう、スピードが速く、聞き取りにくさがありました。もっとゆっくり、はっきり話した方がよいと思いました。また、恐らく聴衆の多くは英語が元来聞き取れないでしょうから、原稿を配ったほうがよいと思いました。また、オーストラリア研修報告は、本人の名乗りがないので、それをしてもらった方が、保護者の方々にもどなたがおいでになったのかわかって、よいと思いました。どちらも校長先生にお話して善処をお願いしました。

 実は、わたくしの息子は3年A組だったのですが、なんとなくC組かなと間違えて覚えていました。A組で舞台に登場したので、はじめて自分の間違いがわかりました。3年A組は「信じる」という曲を歌って優勝しましたので、わたくしにはまた驚きでした。あとで息子から聞きましたが、3Aの諸君は、新茂原のステーキ屋に出かけてみんなでお祝いの夕食を食べたそうです。そのあと、茂原駅までみんなで話しながら歩いてゆき、電車に乗ったのだそうです。青春時代の諸君らしい楽しいひとときの過ごし方であったようです。

 会場にはまた美術部の絵画作品や、科学研究の報告、SR学級の作品などが展示してありました。なかなかの力作ぞろいだと思いました。また、少し前に体育館で行ったフラグ・ツアーにちなんで、オリンピック研究のパネル展示が二階の渡り廊下の壁に張り出されていましたので、それも拝見しました。色々と盛りだくさんのやまゆり祭でした。

 夕方には、下村の皇大神宮にゆき、愛宕神社の祭礼のおみこし巡遊に供奉いたしました。