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町長日記 8月17日(台湾大学中国文学系の助理教授の史甄陶先生ご一家が一宮町を来訪と長南町の花火大会を訪問)

   お昼をはさんで、台湾大学中国文学系の助理教授の史甄陶先生ご一家が一宮町をご訪問に見えました。史教授は、中国の元代の儒教に取り組んでおられる少壮の女性研究者で、わたくしの研究に強い関心を抱いてくださっておられた方です。今回は駒込にある東洋文庫に文献を求めて来訪されたということで、ご主人・お嬢さんとともに一日を割いて一宮へお出かけくださいました。わたくしはもともと学問の世界、特に思想史という歴史学の世界にいたのですが、その折のご縁でこうしてわざわざ一宮に注目して頂き、嬉しく思いました。

   町長室では、先般、台北の千葉興業銀行の千葉プロモーションに参加するということで町が作った台湾向けの中国語版のポスターをご覧頂きました。昼食をすし富さんでご一緒したあと、妻の車で町をぐるりと一回りご案内したのですが、ポスターに出ていた景物や農産品をご説明差し上げましたので、ご家族も含めて一宮の魅力の一端をご理解頂けたと思います。中でも、お昼に召し上がったおすしは大変美味しかったということで、大好評でありました。すし富さんのお蔭で、一宮町は面目を施させて頂き、ありがたい限りです。

 台湾の方々は、血統的には大陸の方々と同系です。お互いに親戚が一杯います。したがって、本来は違いがないわけですが、1949年以来の政治・経済的分離で、お互いの感じ方が相当に異なっています。台湾の皆さんの方が、どちらかというと落ち着いている方々が多く、また日本への親近感も、歴史的な経緯から一般には強い方が多いです。人口的には大陸と比すべくもありませんが、わたくしども一宮町が「国際化」を進めて、外国の方を多く迎えてゆく戦略をとるのであれば、まず台湾の皆さんは第一のターゲットになるのではないかと思います。今後とも、意識的に台湾との交流回路を広げてゆきたいと思います。

    夜には、長南町の花火大会に伺いました。平野町長のお話では、圏央道ができてから交通への妨げを未然に防ぐという観点から、尺玉を上げることができなくなった、とのことでした。そういえば、一宮のような巨大なものは上がって無かったかもしれません。しかし、山の間での大会ですから、背景が暗く、結構素敵な幻想的趣の花火大会で、わたくしは好きです。中学の校庭を埋め尽くす200もあろうかという露店も壮観です。しかも、びっくりしたのは、長南の花火大会というのは、江戸時代から続いているのだそうです。一宮の花火については、その由来は十分把握していなくて残念ですが、江戸時代というのは聞いたことがありません。長南の古い歴史を感じさせるお話しです。町長のお話では、過去にやめようという意見もあったけれど、結局続けてきた、ということでした。わたくしとしては、今後とも、一宮とはまた一味違った独自な風合いの花火大会として、長く続けて頂きたいと思いました。

 ところで、長南の花火では、一つ一つ、花火の前に、その玉についてのスポンサーの名前を放送してから挙げます。一宮のスポンサーは少なかったので、わたくしもスポンサーになってみたいと思いました。公職選挙法上は、自分の選挙区でなければ寄付をしても構わないのでしょうが、首長の立場では色々と差支えがありそうなので、諦めました。