町長日記2018年4月22日(子ども育成会の総会に出席)

   今日は、子ども育成会の総会に出席しました。他の組織の総会と違って、中学生など、若い皆さんも多く見えていることが特徴です。

   山口会長は、ご挨拶で、昭和22年に当時の文部省が、戦災孤児など、社会で面倒を見なければならない子供が多くいることに鑑みて、子ども会の設立を進める通達を出したのが、子ども会活動の淵源であることをお話しになられました。現在、千葉県はもとより、全国的に子ども会活動は低下しつつあるそうで、その中で一宮の子ども会の活発な活動は、特筆すべきものがあるそうです。

   わたくしが考えるには、現在、子供の数も減り、各家族の中に囲い込まれて、子供同士で遊ぶなど、外に開かれた回路が狭くなってきている中で、実は子ども会の活動は、前よりも重要度を増しているように思います。こういう組織に入って、学校生活以外で友達と一緒に過ごす機会がないと、社会性の涵養という点で、不足が生じるのではないでしょうか。子ども会の役員も、なり手がすくないそうですが、山口会長中心に、現在の勢いを維持・発展させていって頂きたいと思います。