木造軍荼利明王立像【有形彫刻】

 

千葉県指定有形文化財 木造軍荼利明王立像(もくぞうぐんだりみょうおうりゅうぞう)

昭和33年4月23日指定 一宮町東浪見 東浪見寺

軍荼利祭
軍荼利祭

 

右側面
右側面

 

右側面

正面

 

側面(左)

側面(左)

 

像の高さは約2mで、全体をカヤの木1本で作っています。
表面が風化しているので衣装や表情ははっきりしませんが、作られた時期は平安時代終わりから鎌倉時代初め頃と推定され、千葉県内でもかなり古いものです。
明治時代に8本あった腕を6本切り取られたため、現在は胸の前の2本だけが残っています。
年に一度、1月28日の軍荼利山 (ぐんだりさん ) 東浪見寺 (とらみじ ) のお祭には、本尊として公開されています。