諏訪神社の紙細工 【一宮町指定有形民俗文化財】

 

諏訪神社の紙細工(すわじんじゃのかみざいく)

昭和56年6月17日指定
 一宮町新地 諏訪神社

平成29年度諏訪神社祭
 7月29日(土)宵祭 午後6時~午後9時
 7月30日(日)本祭 午前9時~午後2時


紙細工見本

 


新地地区の諏訪神社は、天正9(1581)年に信州の諏訪地方から迎えられ、紙細工はこの神社から伝わったといわれています。

建物の柱の他はすべて和紙とご飯のノリだけで組み立て、町並みや建物などを復元して毎年7月の祭に作られていました。

実際に水を入れた池や山も作り諏訪の風景を再現したといいます。

紙細工の作成はながらく絶えていましたが、平成24年の夏祭りにおよそ30年ぶりに、関係者の尽力により復興しました。
この程、有志により「芥川荘」や「赤七屋」の紙細工が新たに作られ、境内に奉納されました。夏の宵祭に神社に奉納するスタイルは全国でも類がなく珍しい文化財です。

 (芥川荘)