新庁舎建設基本計画(素案)に関する住民説明会を開催しました。

 今年度、庁内に設置された庁舎建設推進委員会にて、新庁舎建設基本構想・基本計画(素案)が作成されました。この基本構想・基本計画(素案)は新庁舎の建設位置、具体的な機能、事業計画などについて検討・整理を行ったものです。

町ではこの素案を9月21日から住民の方々へ公開しているところですが、今般、説明会を開催し、素案についてプロジェクターを使用して説明を行いました。


 説明会の資料は別添ファイルをご覧下さい。

 

 説明会でいただきました貴重なご意見につきましては、今後、基本構想・基本計画を完成させる上で参考とさせていただきます。


概要

 

○日 時 平成23年10月10日(月)

     18:00~20:10
○場 所 ホテル一宮シーサイドオーツカ

     アルファプラザ4階 フェニックスホール

○参加者 61名

 

 

(説明会当日の町長挨拶)


町長の玉川孫一郎です。
皆様には今日はお忙しいところしかも貴重な休日を割いて、役場庁舎建設住民説明会にお集まりいただきまことにありがとうございます。

3年前私が町長に就任したときには、役場庁舎が老朽化しており、いずれ建て直しが必要だという認識はありましたが、危険な建物であり早急な建設が必要だという認識は持っていませんでした。
就任後、職員から昭和42年に建設された現庁舎は、耐震診断の結果、大きな地震がくると倒壊する危険性があるということを知らされ、平成20年度に、職員からなるプロジェクトチームを組織し、新庁舎建設の手法や実現方法を調査研究いたしました。
その結果、私が就任した時に庁舎建設基金はわずか193,002千円でしたが、新庁舎建設にそなえて不要不急の工事や事業を見直し、この3年間に庁舎建設基金を3億4千万積み増して、536,327千円まで積み増すことができました。

新庁舎建設に当たり、その内容に町民の意見を反映させるため、町内のさまざまな分野における団体の代表者や学識経験者、公募による委員など10人の委員で構成する一宮町庁舎建設検討委員会を組織し、平成22年8月から平成23年3月まで8回にわたり会議を開催し、庁舎建設の基本的な考え方について貴重な意見をいただきました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。

一宮町庁舎建設検討委員会の答申を受けて、4月から庁内に一宮町庁舎建設推進委員会を設置し、具体的な項目について作業を進めてきました。
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の教訓を生かして、建設場所や建設方法などを再度検討し、新庁舎建設基本構想・基本計画の素案をとりまとめました。
今日の住民説明会ではその内容を説明いたします。

いうまでもなく役場の庁舎は、町の行政サービスの中心であり、災害時には災害対策本部の機能を担う大事な役割を果たします。その建設問題は、将来にわたって今後一宮町の発展を左右する重要な問題です。

新庁舎の候補地、建設方法については、町内に様々な意見があることは十分承知しております。これをひとつに取りまとめることは、決して容易なことではないと考えています。
しかし危険な庁舎の現状を考えると、住民の安全安心を守るために、一刻も早く住民の合意を形成し、新庁舎を建設する必要があります。

住民の合意を形成するために、役場が持っている情報を全て公開し、住民と情報を共有する必要があります。住民の皆様にも一緒に考えていただきます。
そして説明会やパブリックコメントなどお互いの意見をキャッチボールする場が必要です。

今日の住民説明会では、庁舎建設の必要性、新庁舎の基本的な考え方、具体的な建設計画についてできる限り詳しくご説明いたします。

新聞報道をみて町の建設計画がすでに決定したと考えている町民の方もおられると思いますが、今日皆様にご説明する素案は、あくまでも議論を進めるためのたたき台であり、現在実施しているパブリックコメントや今日の住民説明会で寄せられた町民の意見をくみ上げて、さらにより良い建設計画を創り上げていきたいと考えております。
忌憚の無いご意見、ご質問をお願いいたします。 

 

 

・説明会次第(PDF)

 

・説明会当日の委員長挨拶(PDF)

 

・説明資料  1/5(PDF)   2/5(PDF)   3/5(PDF) 4/5(PDF) 5/5(PDF) 

※説明資料は、5分割してあります。

 

・質疑・応答(PDF)