町長日記 11月9日(グリーンラインについて県土整備部長に陳情と町長室開放日)

   今日は、県土整備部長にお目にかかりに県庁に伺いました。大網白里市の岡田議長ほか、大網白里市にお住いの方々と、林白子町長、市原睦沢町長と伺いました。ポイントはグリーンライン工事の前倒しの要請です。野田部長のお話しでは、グリーンラインは、外房地域のためには重要だから、優先順位は高く設定されているが、諸般の事情により、あまり進んでいない、ということでありました。直ちに茂原―一宮間の実施区間格上げという話は頂けなかったわけですが、県が重要だとして相当高く位置づけておられることを確認できたことは、個人的には嬉しく存じたことです。

 ただ、グリーンラインは、昨年の自民党の移動政調会でも、重要だからもっと早くやっているべきだ、とご挨拶でも触れて頂いたほどの重要項目です。外房・長生地域への波及効果は大変大きいものがあると思いますが、酒井先生はじめ、県議の先生方とご一緒に何度も何度も陳情していても一向進展がないのは、じれったく思うこと切なるものがあります。県には、外房地域の発展が他の地域に比して遅れ気味であること、それが道路行政の不十分に起因するところ大であること、などを理解して頂いていると思いますので、更なるご高配を期待したいと思います。

 

 午後は町長室開放日でした。郷土史研究会の会長である吉埜隆さんがお見えになり、昨年からの懸案事項である、JR休日パスの範囲拡大の問題を再度提起してくださいました。

 これは、JR東日本で販売している首都圏を範囲とする休日パスが、外房線では茂原までしか来ておらず、上総一ノ宮は範囲に入っていないという問題です。この範囲に入れて頂ければ、興味を持った人々は相当遠くからでも、2980円で来られるわけで、一宮への来訪者を増やすことに寄与するだろうというお話しです。わたくしはその通りだと思っております。

    昨年と違って、今年は、わたくしもJR関係の皆様と縁が深まりましたし、またなんといっても一宮町にオリンピックのサーフィン会場が決まったので、もう一度実現に向けて努力します、とお答え致しました。昨年はまちづくり推進課から通常のルートで要請しましたが、はかばかしい進展がありませんでした。今年はなんとか実現に向けて進みたいと思います。