町長日記 4月1日(一宮どろんこ保育園入園式と所感)

 本日は、朝から10時、11時と二回にわたって、一宮町中央公民館大会議室で開かれた、「一宮どろんこ保育園」の入園式に参加いたしました。一宮どろんこ保育園は、待山に広大な敷地を擁して建設され、園舎も大きく、巨大な築山も二つあって、圧倒的な存在感をもっています。わたくしは、建設途中に園舎を拝見して、道の駅ではないかと思ったほどです。

 ただ、どろんこ会は、今急成長の法人で、90を超える保育園を経営しているとのことです。なかなか末端までの意思の徹底は難しいところがあるのだと思いますが、最近、東洋経済オンライン、毎日新聞、民放テレビなどで不祥事が報道されました。重要なのは、子供さんの安全にかかわる部分の報道で、公園に連れて行った子供さんを見失って、連れ帰り損ねた案件、昼寝の際子供さんの腕をつかんであざを付けた案件などがあったそうです。これらの案件は、どろんこ会によれば、事実だそうです。こうしたことは、一宮どろんこ保育園では決して起こしてはいけない案件なので、従来以上に町行政も、保育園の運営に関わって、未然に事件の発生を防ぐ努力を行わなくてはならないと、最大限の覚悟を固めました。今後とも、保育園の関係者の皆様、そして保護者の皆様と連携して、安心・安全の保育の確保に全力を注ぐつもりです。どうぞ、町民の皆様におかれましては、全幅のご協力を賜りますよう、お願い申し上げる次第です。

 以下は、入園式でお話しした挨拶文です。備忘のためにここに掲げておきます。

 

 

 一宮どろんこ保育園開園にあたってご挨拶をさせていただきます。一宮町長の馬淵昌也です。

 

 まずは保育園に入園される皆さん、今日は入園おめでとう。はじめての保育園・はじめての先生・はじめてのお友達に囲まれて、びっくりドキドキしているのではないですか?すぐに新しい保育園に慣れるのは難しいかもしれません。ゆっくりでいいので、自分の好きなお友達や先生・遊び場所などをみつけていってください。みんながこの保育園で楽しく、そして元気に過ごしてくれるととても嬉しいです。

 

 保護者の皆様、本日はお子様方のご入園おめでとうございます。お子様が新しいステップを一段昇る記念すべき日ですので、保護者の皆様方にも特別な感慨がおありになることと存じます。

そうした特別な日、記念すべき日を一点の曇りもない晴れ渡った状態のなかで、お迎えいただきたいと思っておりました。しかしながら、皆さまもご存知のように、先日、どろんこ会運営の保育園において、子どもさんの安全に関わる事件などが起こっていたことが報道されました。これは、わが町の大切な子どもたちを当保育園にお任せする自治体の長として、非常に遺憾なことです。詳細については、これから保育園の方から皆様にご説明があるとは存じますが、私としましては、わが町の保育園において、そのような事件が決して起こらないように、保育園の職員の皆さんには細心の上にも細心の心配りをお願いしたいと強く思っております。保育園の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

当保育園は、「社会福祉法人どろんこ会」によって運営されてゆきますので、一宮町は基本的にはオブザーバー的な立場で、その運営を見守ってゆくことになります。しかし私としましては、皆様の大切なお子様、そして一宮町にとっても本当に大切な子どもさんたちが、当保育園で安全に楽しい毎日を過ごせるように、そして保護者の皆様も安心してお子様を託すことができるように、保育園との連携を緊密にし、より積極的に保育園の運営にも関与させていただこうと思っております。

子どもさんの安全と健やかな生育環境を守ってゆくことは、行政の最重要の使命の一つです。保育園のスタッフの皆さんにも、同じ使命感を共有していただいていると信じております。その使命を全うするために、保育園と協力しながら全力を尽くすつもりです。

保育園・町役場・そして保護者の皆様方で力を合わせて、「子どもたちが安全に楽しく毎日を過ごすことができる、より良い保育園」を作りあげてゆきたいと思っております。皆様方には、どうかご協力いただけますようお願い申し上げます。