町長日記2018年1月25日(長生郡市障碍者福祉芸能発表会出席と西部土地改良区役員さん来庁と道路網整備について)

 今日は朝9時半から、一宮館で開かれた長生郡市障碍者福祉芸能発表会に参加しました。昨年も参加させて頂きましたが、郡内各市町村の障碍をお持ちの方々が集まって、主にカラオケのお歌の披露を頂くという企画です。皆さま、日頃から練習して臨まれるということで、その成果があらわれていました。

 最近、出場希望の方が多く、人数を制限しているのだと伺いました。大変な人気でなによりです。歌は健康によく、免疫力をアップするといいます。皆さま、まずはのびのびと歌って頂いて、笑顔を増して頂きたいと思います。

 お昼のときに、作詞家の東逸平(=愛の友協会の寺門栄会長)さんとご一緒に歌手の美月優さんが見えて、波の伊八・美月のサーフィン音頭を二回づつ唄ってくださいました。また、その合間には、客席を回りながら「高原列車」や「青い山脈」、「好きになった人」などを唄ってくださいました。美月さんは、声にパンチがあって、なんといっても勢いがあります。これからテレビにも出るそうです。今回は、一宮の福祉会の中村照夫会長さんが声をかけたということですが、皆さん大変盛り上がって、大成功だったと思います。中村さんは、年末の愛の友協会の感謝の会のときに、出演しておられた美月さんの歌を聞いて、招待を考えたとのことです。直ちに実現して、なによりでした。お集まりの皆さまも、間近でプロの歌手の歌を聞けて、大変喜んでおられたと思います。

  午後1時からは、西部土地改良区の原田会長、そして斉藤繁雄さん、9区の2の牧野区長さんがみえました。先般、餅つきの会に原田・斎藤両氏から承った、機構改革のプランについて意見交換をしました。

 結局のところ、①今6つある保全の会を前提に、これを、分節は下位区分として維持しつつ、名義上一つにまとめるかたちで、各会から運営委員を出してもらって運営委員会を組織する、②そこへ臨時職員を町から事務処理要員として派遣し、その人件費を6つの保全の会でわけもつ。③書類の作成・提出などについては、この臨時職員が一元的に行う、という、農業部門の渡辺浩二さんの案がよいのではないか、ということになりました。今後、長生・睦沢の類似の制度をよく研究し、東部土地改良区や北部地域の保全の会とも協議の場を設けてゆく、ということで進めることとしました。

 こうした一元化は、長寿命化の補助金をもらうのに、金額が大きくなるので、各個別の保全の会にとっても無意味ではない、ということでした。というのは、個々の会では、補助金は200万という上限が設定されるが、一元化すると、天井がなくなり、面積×単価(10aあたり★円)ということで、大きな補助金がもらえることとなる、ということです。今後、他の保全の会の皆さんにもお集まり頂いて、徐々に合意を形成してゆきたいと思います。

 最後に、親谷の堰から、細田の堰まで、地下を通る水道トンネルのことについて、原田理事長からお話しを伺いました。入り口付近は大分状態が悪くなっているようですが、私有地でもあり、勝手に動かせるものではないので、今後も暫く様子をみることに致しました。

  その後、渡辺英光元町長が見え、圏央道から、どの町も30分で到達できる、というスローガンで、広範囲の道路網整備の案を作るように、とのご提案を頂きました。最近、長生郡市の首長は、いすみ郡市の首長さん方ともはかって、グリーンラインについて早期建設をめざす重点目標として共同の形で県への要望攻勢を強めています。この努力の中に、うまく落とし込むことができるとよいと感じました。いずれにせよ、外房には自動車道は断片的にしかなく、これが域内への自動車の進入・脱出を難しくしている最大の要因なので、早く自動車道を整備して、人の循環をよくしてゆかなくてはなりません。頑張りたいと思います。