町長日記2018年2月24日(第7回加納久宜公の墓前祭献花式に参加)

   今日は、午前中、林一雄さん主催の加納久宜公の墓前祭に参加し、つづけて遺徳をしのぶ会に出席しました。天気もよくまた暖かく、絶好の行楽日和となり、なによりでした。あちこちでの満開の梅が見事でしたし、観明寺の経堂では河津桜が大分開いていました。

 松涛軒においてのしのぶ会では、商店街セブンイレブンの吉野さんが家蔵する加納公の墨蹟が展示されました。「修至樂之道固無壃之休」と、「身無遺憾常安枕室有餘間自煮茶」という二幅です。「至楽の道を修め、無壃の休(さいはひ)を固くす・このうえない楽しみに通じる道を修め、限りなきしあわせを堅固にする」という訓み・意味と、「身に遺憾無く常に枕を安んじ、室に余間あり自ら茶を煮る・わが身には思い残すことも無く常に安らかに枕につくことができ、部屋には余裕の時間があり自分でお茶を立てて頂く」という訓み・意味であることを、林先生からご指名頂きましたので、わたくしからご紹介差し上げました。

 来年は加納公没後百周年となります。町でも大きな催しを企画して、加納公に学ぶ機運を盛り上げたいと存じます。