町長日記 5月3日(庭の草取り)

今日もよく晴れました。久しぶりの全日休日です。妻と息子と庭の草をとりました。昨年の秋の長雨の影響だと思いますが、芝生が衰えてしまっています。それ以前まではかなり芝生の調子がよかったところも、雑草にかなり侵略されています。スイバ、ノアザミ、ハルジョオン、オオバコ、ニワゼキショウ、チドメグサ、セイヨウタンポポ、ヒメクグ、ハマスゲ、スズメノカタビラ、カタバミ、ムラサキカタバミ、セイタカアワダチソウ、キランソウ、ヒメウズ、チチコグサモドキ、コモチマンネングサ、コナスビ、カラスノエンドウ、ジシバリそしてヤブタビラコと、名前を挙げるのもいまいましい連中が一杯生えています。それをひとつひとつ抜いてゆくわけですが、正直きりがありません。更に、拙宅の庭にはクスノキの大木があるのですが、その落ち葉が一杯に広がってしまっています。春の常緑樹、秋の落葉樹と年に二回も大量の落ち葉で、本当に処理に困ります。春の常緑樹の落ち葉とは、つまり「ときわ木」という冬に葉を落とさない木々も、結局は落葉するのであって、それが春に行われる、ということです。たとえばわたくしの家では、クスノキやキンモクセイ、シイ、ツバキなどがそれに当たります。

 とはいっても、庭があるのは嬉しいことです。季節の変化とともに、植木や草花の変化を楽しむことができます。草をとるのが、また落ち葉を掃くのがいやなら、草も木も生えていない人工空間に住むしかありません。田舎に住むということは、草や落ち葉や、そして虫とともに暮らすということです。むしろその楽しみ方を見つけるべきなのだと思います。