町長日記 7月5日(愛知県田原市議員団来訪)

    愛知県の田原市から、議員団が行政視察に見えました。田原市は、渥美半島にあるまちで、もと城下町です。「蛮社の獄」で命を失った南画家、渡邉崋山の故郷です。豊橋から豊橋鉄道で結ばれおり、電照菊やメロン、キャベツの栽培が盛んなところだそうです。近年はサーフィンが盛んで、オリンピックの招致にも手を挙げたそうです。来訪の目的は、一宮町の「サーフタウン計画」の概要を知りたいということで、事前に質問項目を挙げてくださいました。

    サーフタウンの計画については、「まち・ひと・しごと総合戦略」策定の責任者であった山口課長補佐が説明を差し上げました。私からは、全体にこの考えは一宮町にとって新しい取り組みで、いまだ初歩的な段階にあり、これから展開してゆくべきものだということをお話しいたしました。

 お見えになった議員さんの中には、40年近くサーフィンをやっているという方もおられました。その方のお話しでは、田原市には、サーフィン協会というものがあり、そこがトーナメントなどの切り盛りを行っているそうです。一宮町には、サーフィン業組合はあるけれども、サーフィン協会はありません。今後、事業者の方はもとより、サーファーが幅広く集うサーフィン協会の立ち上げを考えてもよいのかもしれません。