猫の飼育について
飼い主は猫と社会に対して責任を持ちましょう
これまで猫は野放しで飼うのが普通でしたが、都市化が進み住宅事情が変化する中で、猫の放し飼いによる迷惑問題について近隣の住民からの苦情が多く寄せられています。
猫はリードに繋いで飼う法的義務はありませんが、室内飼いにすることで庭やゴミ荒らし・糞尿・鳴き声など近隣への迷惑行為を防止できるほか、交通事故や感染症・けんか・迷子・望まない繁殖を防ぐことができます。
人と猫との調和のとれた住みやすい街づくりのため、猫の適正な飼養に努めましょう。
※動物を傷付けたり遺棄・虐待することは犯罪(1年以下の懲役又は100万円以下の罰金)です。(動物の愛護及び管理に関する法律第44条)
さくらねこ無料不妊手術事業への参加について
町内に生息する飼い主のいない猫については、無秩序な餌やりによって一定の地域に住み着いた後、糞尿や繁殖などにより環境衛生上の被害が発生するなど、複数の住民から苦情が寄せられ問題となっております。
この問題に対して、保健所や動物愛護団体と協議した結果、まずは猫を増やさないため不妊去勢手術を実施することが有効であるとして、公益財団法人どうぶつ基金が実施する「さくらねこ無料不妊手術事業」を活用し、動物愛護団体の協力により次のとおりTNR活動を実施しました。
◎令和2年度実施数:5匹
「さくらねこ無料不妊手術事業」
公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア団体等と連携してTNR事業を 行います。
「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)」を実施することで、繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。