平成22年9月

 

9月1日
玉前神社朝参りラジオ体操
 31日 玉前神社境内で開かれていた朝参りラジオ体操に参加しました。
 朝参りラジオ体操は、7月21日から夏休み期間中毎朝6時半からおこなわれ、この日、最終回を迎えました。私は、初日と最終日の2回しか参加しませんでしたが、初日には、30名いなかった参加者が、最終日には60名を超えていたのでびっくりしました。
 地域に住む小さな子どもとお年寄りが毎日顔をあわせて、体を動かすことは、地域の絆を強くするということで大変有意義なことだと思います。ぜひ来年も続けていただきたいと思います。

大塚実氏から多額の寄付金を
 31日 東京の大塚商会の本社ビルで、大塚商会名誉会長大塚実氏から一宮町へ多額の寄付金をいただきました。
 釣が崎海岸は、12社祭りの祭典場として、又サーフィンの世界大会も開かれるマリンスポーツの拠点として、町内外の多くの人に利用されています。
 しかし広場として整備されていないために、一雨降ると、ドロドロにぬかるみ、車が立ち往生する状況が起きています。
 町では、海岸の県有地を町の土地と交換し、国の補助金を利用して、多目的な広場として整備する事業を進めてきましたが、国の事業仕分けにより国の補助金が廃止され、整備費をどう工面するのか、頭を悩ませていました。
 事情を聞いた大塚実氏が、整備費の全額にあたる4千万円の寄付を申し出て、31日には小切手で2千万、残りの2千万は来年3月までにいただくことになりました。
 大塚氏は松林と砂浜という一宮の自然をこよなく愛し、これまでに「花のこみち」や 釣が崎海岸の「エコトイレ」に多額の寄付をされています。
 心から大塚氏に感謝いたします。

 

 

9月2日
臨時職員辞令交付
 1日 朝礼後、町長室で臨時職員の辞令交付をおこないました。
 町では、国の緊急雇用対策事業を活用して、9月1日付けで4名の臨時職員を採用し、総務課、まちづくり推進課、産業観光課、社会福祉協議会に配置しました。
 緊張した顔、微笑んだ顔、辞令を受け取る表情は、いろいろでしたが、新しいスタートを切る固い決意が全員から伝わってきました。
いままでの知識や経験を生かして、一宮の新しいまちづくりにとりくんでいただければと期待しています。

一宮町でも戸籍上の超高齢者が
 今日の毎日新聞には、銚子市で戸籍上生存している方が151歳含め120歳以上が379人という記事が掲載されていますが、昨日開かれた課長・主幹会議の席上、住民課長から一宮町でも戸籍上生存している超高齢者が報告されました。
 今確認されている最高齢者は、明治2年生まれということなので、もし生存していれば今年で142歳になります。どうしてこういうことがおきるかというと、戸籍の抹消については、届出主義を採っているため、戦争や災害で一家全員が亡くなった場合には、死亡届が出せないため、生存のまま戸籍が残ってしまうというわけです。
 一宮町では、現在の紙戸籍では確認作業が難しいため、今進めている戸籍の電算化が終了次第、戸籍の整理をおこなう予定です。

 

 

9月3日
 炎天下ご苦労様です
 2日 町長室で都市環境課の4名の臨時職員とお話をしました。
 町では、国の緊急雇用対策事業を活用して、8月1日付けで4名の臨時職員を採用、都市環境課に配属し、一宮町の環境整備に取組んでいただいています。
 臨時職員の皆さんは、連日この暑い日差しの中、町が管理している土地や道路の草刈に従事しているため真っ黒に日焼けしています。元消防署でレスキュー隊員をしていた方、サーファーの方、皆さん立派な体格の方ばかりです。
 炎天下の作業なので、くれぐれも熱中症には気をつけて、無理をしないようにお話したところ、「4人でいっしょに作業するので、ついお互いに競い合ってしまいます。」と笑っていました。


 

 

9月6日
長生郡市広域市町村圏組合議会定例会
 3日 第2回長生郡市広域市町村圏組合議会定例会に出席しました。
 上程された組合一般会計補正予算他7件の議案が審議され、全て原案どおり可決されました。
 一般質問で広域市町村圏組合の職員の内訳について質問がありましたので、紹介します。
 職員の総数は消防や病院を含めて565名。内訳は組合職員515名、構成市町村から派遣されている職員50名。一宮町からは、一般会計に1名、水道部に3名派遣しています。

国政報告会
 4日 衆議院議員金子健一氏の国政報告会に出席し、地元の首長として御挨拶をしました。
 金子氏は、生まれも育ちもご商売も一宮で、又政治活動の原点となる町会議員も一宮町で3期にわたって勤められるなど、生粋の一宮の人間です。
 長年地域で地道な活動に取り組んできた金子氏には、厳しい経済状況にある地域の声、農業、商業、観光といった現場の声を良く聞いて、国政に届けていただきたいと思います。
 報告会には、地域主権改革を担当している原口総務大臣も出席していたので、「ひも付き補助金」の一括交付金化について、市町村が住民の要望に応えられるよう使いやすい制度にしていただきたいと要望いたしました。

中学校体育祭
 5日 一宮中学校の体育祭に出席しました。
 一宮中学校の体育祭のスローガンは、毎年生徒から募集して決定しています。 今年のスローガンは、一年生の武井 結人君の作品で「巻き起こせ 勝利と努力の旋風を」です。全校生徒が赤団,黄団、青団、白団の4つのチームに別れ熱戦を繰り広げていました。
運動会というのは、気がかりは当日雨が降るかどうかですが、今年は記録的な猛暑で熱中症対策が先生方の一番の心配の種です。熱中症を予防するため、時間を決めて水分の補給を取るとか、帽子を着用するとか、競技種目を減らして生徒の負担を減らすとか、色々な対策をとっていました。

16区シルバー会5周年記念
 5日 16区シルバー会の5周年記念イベントに出席しました。
 16区シルバー会は、河川敷のコスモスの手入れや町営野球場付近の県道沿いにきれいな花壇をつくるなど、まちづくり活動を積極的に展開しています。
 丁度今年が結成5周年にあたるということで、一宮館で記念イベントが開かれたものです。チームワークの良いことが16区シルバー会の自慢の種ですが、この日も62歳から93歳までの会員42名全員が出席していました。高齢者の所在不明などで最近、地域の支えあい、地域の人のつながりがなくなっていることが問題になっていますが、16区ではその心配はまったくないと安心し、感心しました。
私は、あいさつの中で10月から開始される新にこにこサービスを説明し、登録と利用を呼び掛けました。

 

 

9月8日
ゆるキャラ運動会
 6日 「いっちゃん」が千葉ポートパークでおこなわれた「ゆるキャラ運動会」に出演しました。
 7月10日私が、町の特産メロンの宣伝のため千葉テレビの「BO-SO TV」に出演したとき、番組のデイレクターに「いっちゃん」のお話をして、県内のゆるキャラを一堂に集めて番組を作ったら面白いですねと半分冗談で提案したものが実現したものです。
 炎天下に50メートル走、ハンマー投げ、走り幅跳びと裏方の職員の方も大変でした。この模様は、9月18日(土)夕方5時半からの千葉テレビの「BO-SO TV」で放映されます。当日のスタジオには、森田知事と一緒に「いっちゃん」が生出演します。ぜひご覧ください。

敬老祝い金贈呈
 7日 長寿者に敬老祝い金を贈呈いたしました。
 町では、敬老の日を記念して、最高齢者と100歳を迎えた長寿者に敬老祝い金を贈呈しています。女性の最高齢者は、山中まささん(宮原区、103歳)男性の最高齢者は高原元吉さん(7区の2、100歳)。今年100歳を迎えた方は、渡辺愛子さん(1区)長谷川ますさん(枇杷畑)小高のぶさん(9区の2)篠原ちとりさん(10区)。
 全員とお会いしてお話をしましたが、皆さん元気な方ばかりで逆に励まされてしまいました。まだまだ暑い日が続いていますので、お体には気をつけて毎日お元気でお暮らしください。

議会議員全体会議
 7日 議会議員全体会議に出席しました。
 15日から開催される9月定例議会に提出する議案について説明いたしました。又広域市町村圏組合から長生病院の地方公営企業法の全部適用と温水センターの運営形態の見直しについて説明がありました。

 

 

9月10日
 おはようございます。今朝は台風一過猛暑から一転秋の気配を感じます。
 あさっては、いよいよ120周年記念式典と農林商工祭、上総の国一宮まつりがおこなわれます。盆と暮れと正月が一緒に来るような忙しい一日になります。職員の皆様には大変ご苦労をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

町長室開放日
 9日 町長室開放日で町長室に4組の町民をお迎えしました。
 町長に就任した2年前から毎月第2木曜日の午後は、町民に町長室を開放して直接お話を伺っています。この日は、町道の管理、海岸の環境保全、地曳網の保存活動、地区内の騒音対策などの相談や要望をお受けしました。担当課は迅速な対応をお願いいたします。

 

 

9月13日
 昨日は、朝早くから夜遅くまで暑い中を町制120周年記念式典・農林商工祭・上総国一宮祭りと一日ご苦労様でした。おかげさまでトラブルもなく大変盛況のうちにお終わりました。職員の皆様にお礼を申し上げます。ありがとうございました。

地域医療再生で県に要望
 10日 県の高橋医療整備課長に千葉県地域医療再生計画に対する長生地域の要望を長生郡市の市町村長共同で申し入れました。
 危機的状態にある地域医療を再生するために、国から各都道府県に地域医療再生交付金が交付されています。千葉県では、この国から交付された25億円を千葉県地域医療再生計画に基づいて山武、長生、夷隅の3地域に配分する予定になっていますが、配分計画が地域に実情に合わない納得できないものであるため、今回要望書を提出し、意見交換をおこなったものです。
 県の計画によると、交付金の大半は東金市に建設予定の山武医療センターの支援にあてられ、2次救急病院である長生病院には、ほとんどお金がまわりません。山武医療センターは、山武、長生、夷隅の3地域の3次救急病院として位置づけられていますが、夷隅地域からは遠すぎて利用できないという声が早くもあがっていること、高度医療をおこなう3次救急は、本来県がおこなうべきものだということを考えると、現在の配分計画を見直して、長生病院の救急外来の増設資金に回して欲しいというのが、長生郡市の要望です。

町制120周年記念式典・農林商工祭・上総国一宮祭り
 12日 午前中は町制120周年記念式典・農林商工祭に、午後からは上総国一宮祭りに出席しました。
 明治23年に一宮本郷村が一宮町と改称して120年目の節目を祝う町制120周年記念式典を森田健作知事はじめ国会議員、県会議員、市町村長等多数のご来賓のご臨席をいただいて盛大に挙行することができました。
とかく式典は、堅苦しく関係者だけの式典になりがちですが、農林商工祭と一緒におこなったので、町民の方がたくさん参加して楽しい雰囲気で一緒にお祝いをしていただいたことは大変良かったなあと思います。
 式典で配布されたパンフレットを見て、この120年は、大変な時代であったと再認識しました。日清、日露、第一次世界大戦、関東大震災、太平洋戦争とまさに戦争と災害が相次いだ時代です。改めて平和の大切さ、ありがたさを想いました。

 

 

9月14日
玉前神社秋の例大祭
 13日 玉前神社参集殿でおこなわれた秋の例大祭に出席しました。
 一宮町は、町制120周年式典をおこないましたが、玉前神社は、1200年という想像できないほど悠久の昔から、この地域に住む人々が家族の健康と家業の繁栄、地域の発展を祈る心のよりどころとなってきました。
 豊かな収穫を神に感謝する秋の例大祭は、神輿を担いで砂浜を走る勇壮な裸祭りとして、親から子へ、子から孫へと代々伝えられてきましたが、釣が崎の祭典場で神輿の後に懸命について走っていく小さな子どもたちを見て、どんなに時代が変わっても、この一宮の伝統は永く受け継がれていくものと確信し、安心しました。

 

 

9月16日
町議会
 15日 第3回一宮町議会定例会に出席しました。
 21年度の決算と9月補正予算と総合計画などが審議され、賛成多数で可決されました。任期満了前の最後の議会ということで開会前に記念写真の撮影がおこなわれました。町制120周年記念ということで、全議員が白い「いっちゃん」ポロシャツを着込んでの撮影でしたが、着ぐるみの「いっちゃん」を囲んでの撮影なので、みんなにこにこ微笑んでいました。

公務員共済と国保
 所得の低い方が多く、財政が窮迫している国民健康保険をどうするのか、町議会でも質問がありましたが、議会休憩中テレビを見ていたら、菅首相夫人が登場していて、「(代表選挙で当選した菅首相に)あんた総理大臣なんだから国民健康保険に公務員が加入するようにしなさいよ」と厳しく注文をつけたというお話をしていました。
 先月、国民皆保険の最後の砦である国民健康保険制度を維持するために現在公務員共済に加入している公務員が率先して市町村の国民健康保険に加入するように制度改正をすべきだという主張が新聞に掲載されていました。
論者は、前の鳥取県知事の片山さんです。職員の皆さんは、どう思われますか。

上総国一宮まつり
 決算の審議で、上総国一宮まつりの会場について見直したらどうか質問がありました。担当課長の説明によると、今年35回目を迎えた上総国一宮まつりは、20回目までは、国道で開催されていましたが、交通上の理由で現在の駅から玉前神社までの会場で2回、その後10回駅の東側で開催し、2年前から又現在の会場に移ったとのことでした。色々変遷しているのだなと思いました。
 来年は12社祭りの開催日が火曜日なので、今まで、祭りの前日に開催してきた上総国一宮まつりを平日の月曜日に開催するのか、それとも休日の土日に開催するのか論議になると思います。

 

 

9月21日
九十九里海岸クリーンデー
 18日 一宮海岸でおこなわれた九十九里海岸クリーンデーに参加しました。
 一宮町と長生村、白子町は、15年前から九十九里にちなんで毎年9月19日に近い土曜日を九十九里海岸クリーンデーと定めて、海岸の清掃をおこなっています。
 今年は、ゴミを丸ごときれいにして、千葉国体にこられるお客さんを気持ちよくお迎えしようと呼びかけている市民団体「マルゴミ」のスタッフも加わり、約470名の方が一宮川河口、一宮海岸、東浪見海岸の3組に分かれて清掃をおこない、2トントラック4台分のゴミを回収しました。
 10月31日には、長生郡市の市町村が共同して、一宮川河口の清掃をおこないますので、職員の方もぜひ参加してよい汗を流してください。

一宮小学校運動会と風船打ち上げ
 18日 一宮小学校の運動会に「いっちゃん」と一緒に出席して、風船打ち上げをおこないました。
 一宮小学校では、町制120周年をお祝いして、大きな風船に大きな夢をのせて、空に打ち上げることにしました。各クラスで話し合って、夢を書き込んだ風船はとてもカラフルで大きなものでした。青空にぽっかりと浮かぶ色とりどりの風船はとてもきれいで、「いっちゃん」も私も感動して、しばらく見とれてしまいました。
 夢のいくつかを紹介しますと、1年生が書き込んだ夢は、「みんなのこころがかよう町」6年生は「夢にときめけ」です。
 この日も子どもたちの人気を集めた「いっちゃん」は、森田知事とテレビに出演するため運動会を途中で抜け出して千葉市に向かいました。連日本当に忙しくて大変です。

一宮の魅力ある海岸づくり会議
 19日 一宮の魅力ある海岸づくり会議に出席しました。
 海岸の浸食を食い止めて、美しい海岸を維持する方策を行政と住民が協力して検討しようと6月に設置されたこの会議は、今回が2回目で、各委員から海岸の現況と課題が報告された後、熱心な意見交換がおこなわれました。
町では、町長の諮問委員会を早急に設置して、海岸の利用計画を策定しようと考えています。

伝説のビーチクリーン919
 19日 九十九里ドライブイン下の海岸で開かれた伝説のビーチクリーン919に出席しました。
 伝説のビーチクリーン919は、九十九里ドライブインの隣にまったく新しいコンセプトのホテル「伝説のホテル第1号」を建てようという女性実業家鶴岡秀子さんの呼びかけで、昨年から始まった運動で、ホテル予定地周辺の海岸清掃を通じて一人一人が地球環境に配慮する気持ちを大切にしようというものです。
 大半の参加者は、鶴岡さんの呼びかけに共鳴した若い女性で、東京から電車に乗って、一人3,500円の参加費を払っての参加ということで驚きました。
 一宮の海岸は、アカウミガメの北限の産卵地ということで、ウミガメ募金もおこなっていました。
この日のために100人あまりのボランテイアがスタッフとして前日から泊りこんで準備したというお話を伺って、海岸清掃作業を魅力的なイベントとして企画する頭の柔らかさに感心しました。私たち行政も大いに学ぶところがあると思います。
 鶴岡さんは、9月22日から23日の24時間、九十九里ドライブインでUストリームの24時間ライブ放送をおこないます。詳しくは鶴岡秀子さんの公式ブログ「鶴岡秀子の夢の設計図」をご覧ください。なんと一宮が世界的なパワースポットだという話が載っています。

一宮苑敬老会
 20日 特別養護老人ホーム一宮苑の敬老会に「いっちゃん」と一緒に出席し、今年88歳の米寿を迎えた6名の方にお祝い金を贈りました。
 一宮苑には、現在要介護53名の方が、入所されており、一宮町からは27名の方が入所されています。今年の夏は記録的な暑さで心配しましたが、皆さんの元気なお顔を拝見してうれしく感じました。
 敬老会では、茂原市在住の音楽家酒井秀光さんの歌謡ショーがあり、懐かしい歌をみんなで歌いました。酒井さんは10年以上も前から一宮苑の敬老会にボランテイアで出演しているそうです。立派なことです。頭が下がります。

 

 

9月24日
市町村長会議
 21日 長生郡市の市町村長会議に出席しました。
 長生郡市自治研究会から長生農業管理センターの中間報告があり、了承されました。長生農業管理センターについては、当初平成23年4月から広域組合へ統合して、移行する方向で長生郡市自治研究会が中心になって検討してきましたが、各市町村が大半の電算業務をすでに民間業者に委託している状況を考えると、広域に移行した場合、大幅な赤字経営が見込まれる。長生農業管理センターを解散して、職員7名は7市町村が引き取るという中間報告が出されたものです。現在解散予定日は、平成25年3月末となっています。
 藤見会長から長生郡町村会の役員改選の申し出があり、役員改選が行われ、会長に睦沢町長、副会長に長柄町長が選出されました。

剣道全国大会出場選手激励会
 23日 剣道全国大会出場選手激励会に出席しました。
 一宮剣道クラブが中心になって全国大会に出場する選手の激励会を開催したものです。11月に武道館で開かれる全日本剣道選手権大会に出場する石井 洋幸(ひろゆき)さんは、一宮町の尚武会で剣道を始められ、一宮中学、習志野高校、専修大学、千葉県警と剣道に精進し、見事に本年の千葉県剣道選手権大会に優勝されました。
 尚武会の後輩たちも石井さんの活躍を応援しながら、今後の目標とするでしょう。ぜひ日本一をめざして頑張ってください。

 

 

9月27日
ゆめ半島千葉国体開会式
 25日 マリンスタジアムで開かれたゆめ半島千葉国体の開幕式典に参加しました。
 千葉県で国体が開かれるのは、若潮国体以来、実に37年振りのことです。台風接近で午前中は大風が吹き、雨も降り、式典の開催が危ぶまれましたが、開会式の一時間前には台風一過、青空が広がり盛大に式典を挙行することができました。この日のために準備してきた関係者の苦労が報われて本当に良かったと思いました。
 会場のマリンスタジアムの周りには、県内市町村のブースが設置され、一宮町のブースでは、梨の即売コーナーが設けられ、あっという間に売れ切れてしまいました。「いっちゃん」は、今日も会場の人気者でどこにいっても写真をとるお客さんにとり囲まれ、うれしい悲鳴をあげていました。

一宮保育所運動会
 26日 一宮保育所の運動会に出席しました。
 運動会は、25日に開催の予定でしたが、台風接近で当日の天気が危ぶまれたので、26日に延期しました。屋外の行事は、8割天気で左右されます。
 すばらしい青空の下で運動会ができて本当に良かったと思いました。
 保護者が子どもを抱いて参加するゼロ歳児の種目を見ていたら、おじいさんとおばあさんが同じ服装の子どもを抱いて参加しているのを見かけ、聞いてみたらなんと三つ子でした。今年、三つ子のお子さんが始めて入所したとは聞いていましたが、お会いできるとは、うれしくなって写真を撮らせていただきました。

2010WQS釣ケ崎大会
 26日 2010WQS釣ケ崎大会の表彰式に出席しました。
 世界チャンピオンを決定する世界ツアーに出場するポイントが与えられる世界プロサーフィン連盟日本支部主催の2010WQS釣ケ崎大会は、22日から釣ケ崎海岸で開かれていましたが、台風の余波で急遽会場を釣ケ崎海岸から一宮海岸の地引小屋下に移して、この日、決勝戦と表彰式を行いました。
 6フイートオーバーの大波の中でオーストラリアの若手デイビー選手が優勝、賞金1万2千ドルを獲得。 一宮出身の田中英義選手は健闘して、日本人として唯一4位に入賞し、地元ファンの歓声を浴びていました。一宮の海岸で鍛えた方々の中から世界チャンピオンを争う選手が出てくることは、大変うれしいことです。今後の活躍を期待します。
 海岸には農協青年部と役場職員による梨の即売所が設置され、無料の試食コーナーもあり、観戦しているサーファーの人気を集めていました。ちなみに優勝したデイビー選手には、一宮町長賞としておいしい一宮の梨を贈りました。

 

 

9月29日
 9月21日から秋の交通安全運動が行われていますが、27日早朝、東北自動車道で里帰りから一宮の自宅に戻る途中の親子3人が交通事故で死亡という大変痛ましいニュースが飛び込んできました。こころから亡くなられた方々に哀悼の意を表します。
 一瞬の油断が大きな事故につながります。職員の皆様も車の運転には交通ルールを守り、思いやりのある運転マナーを心がけてください。

全国小さくても輝く自治体フォーラム
 25日 酒々井町で開催された全国小さくても輝く自治体フォーラムに参加しました。
 全国小さくても輝く自治体フォーラムは、国が主導した平成の大合併に加わらなかった全国の町村が組織して毎年全国回り持ちで開催しているものです。自立に向けた各自治体の取り組みや経験を学ぶために一宮町からも3名の職員が参加しました。私は、国体の開幕式の関係などで夜の懇談会に出席しただけですが、わかりやすい予算書の片山ニセコ町長や先進的なまちづくりを行っている神奈川県の露木開成町長にお会いして直接お話を伺うことができたことは、大変有益でした。露木町長は「小さいからできることがある。合併させて自治体を大きくさせたほうが行政効率が上がるという政府の考えは見直すべきだ」と述べていました。次回は来年5月岡山県奈義町で開催されます。

広島市オリンピック招致計画
 27日の新聞に2020年に広島市が開催を目指しているオリンピックの招致計画の概要が発表されました。
 昨年長崎市で開催された世界平和市長会議で、平和を祈念するオリンピックを2020年に広島市と長崎市共催で開催する計画が議決されましたが、オリンピック憲章の「一都市開催」の原則から広島市単独開催に変更したものです。
 平和市長会議は、被爆者が生きている間に核兵器の廃絶を実現したいと「2020年までの核廃絶」に取り組んでいます。
 核廃絶の実現を世界に高らかに宣言し、平和を祈念するために、平和の祭典オリンピックを被爆地広島で開催することは大変意義があると思います。