平成24年7月

7月2日                       

6月議会開かれる
 6月28日開催された第2回一宮町議会定例会は、補正予算ほか執行部から提案されたすべての議案を可決し、閉会しました。
私たち職員は、議会で議決された予算や条例などに基づいて町の業務を執行しています。議会で何が決まったのか、正確に知ることは、とても重要です。6月議会で議決されたおもな議案を職員の皆様にお知らせいたします。

24年度一般会計(第2次)補正予算
○新庁舎建設事業(41,000千円)
今年3月に現在の役場敷地内に地震にも津波にも強い鉄筋コンクリート造4階建て以上の建物で、高層階に災害対策本部や津波一時(いっとき)避難所の機能を持たせるという新庁舎建設計画を決定し公表しました。
今年度中に業者を決定し、新庁舎の設計業務に着手する予定です。これに関する設計管理業務委託料(40,000千円)と地質調査業務委託料(1,000千円)を計上したものです。
新庁舎の建設については、25年6月に工事に着工し、26年4月には工事完成の予定で進めてまいります。
○地域防災計画策定等業務委託費(12,285千円)
 6月に千葉県は、最大クラスの津波を予想した津波浸水予想を発表しました。これを受けて町は、地域防災計画を全面的に見直して、新たな津波・洪水ハザードマップを作成し全戸に配布します。
○ 「がんばろう 千葉」有料道路利用観光振興事業(3,371千円)
千葉県では、3.11東日本大震災・福島の原発事故の影響により観光客が大幅に減少しています。このため県では観光客の積極的な誘致を図るため、有料道路の料金を千葉県が全額助成し、リピーターの定着を図る事業を打ち出しました。内容は有料道路の料金は県が全額負担し、通行券の印刷と封筒は市町村が負担します。当町の観光にも大きな被害が生じていることから本事業を導入し、観光客を積極的に誘致します。
一宮町では、東金九十九里有料道路と九十九里有料道路の往復券を各3千枚作成し、宿泊施設、観光施設、観光キャンペーン、イベントなどで配布します。