平成24年9月

9月18日
第3回一宮町議会定例会

平成24年度第3回一宮町議会定例会が開催されます。
今度の議会では、平成23年度の決算認定ほか平成24年度の補正予算が審議されます。 また海岸の管理を県から町に移管する一宮海岸管理条例の制定や町長等の給料を減額する条例の一部改正などが提出されています。
会議の冒頭には、町長が行う「行政報告」と6名の議員が行う「一般質問」が予定されています。

一般質問の6名の議員と質問項目(質問順)
藤乗議員  小中学校での教育環境・学力・いじめの問題について
        観光・産業の振興について
鵜野澤議員 新庁舎建設について
        長生グリーンラインの早期開通に向けて
志田議員  新にこにこサービスについて
        灯篭流しについて
袴田議員 一宮川中洲撤去について
       「いじめ対策」について
鶴岡議員 駅東口開設その後の取り組みについて
       役場西側交差点の安全対策と都市計画道路の見直しについて
あきば議員 県立高校統廃合計画について
        防災計画について
              自然エネルギーによる地域活性化について

 

9月24日              
海岸の管理が県から町へ

9月18日に開催された第3回一宮町議会定例会で海岸の管理権限を千葉県から一宮町に移す一宮海岸管理条例が新たに制定されました。今まで県が行っていた一宮海岸の管理は、10月1日から一宮町が行うことになりました。
これにより、海の家の占用許可申請書やサーフィン大会などの砂浜を使用する場合の砂地使用届の提出先が長生土木事務所から一宮町役場になるため、町民の利便性が向上します。又、イベントの主催者に町が直接指導ができるようになるため騒音やゴミのトラブルにも適切に対応できます。

 平成12年に海岸法が改正され、海岸法のこれまでの目的である「浸食などの被害からの海岸防護」に「海岸環境の整備と保全」「公衆の海岸の適正な利用」という2つの目的が加わり、海岸管理に市町村が参画することが可能になりました。
 これを受けて、千葉県内ではすでに山武市と南房総市が海岸管理条例を制定し、有料駐車場を整備するなどの取り組みを行っています。

 一宮海岸管理条例により一宮町が海岸管理者になり、一宮海岸とその周辺を一体管理することができるようになります。これにより夏季シーズンのみならず年間を通じた通年型の観光資源の活用が可能となります。
 一宮海岸は、首都圏からの交通の便が良いため、夏の海水浴客のみならず、一年を通じてサーフィン、釣り、地引網などたくさんの人でにぎわっています。
しかし駐車場やトイレが全く整備されていないため、車上あらしの増加や環境破壊など多くの問題が生じています。
今後は、訪れた人誰もが快適に海岸で楽しめるように関係者の意見を十分にお聞きして、総合的な海岸観光計画を作成し、これに基づき町が主体となって駐車場の整備、トイレの設置、その他の対策を実施してまいります。