町長日記 7月15日(海開きとはまぐり祭りとJA長生ふれあい感謝祭)

今日は、海開きでした。海水浴場の開設式と、それにともなう「はまぐり祭り」にまず出席しました。

 天気がよかったので、海岸は大変気持ちがよかったです。玉前神社の神官によるお払いが終わると、いよいよ海水浴シーズンの開始です。

 「はまぐり祭り」は、ハマグリの箸でのつかみ取りや、ハマグリ拾いなどが中心で、子供さんを中心に楽しんで頂こうというイベントです。ハマグリの販売もされていました。九十九里漁協の協力により、大粒のハマグリが大量に運ばれてきていました。ハマグリは人気なので、みんなの意気込みも強いものがありました。

 ところで、九十九里のハマグリは、厳密には「チョウセンハマグリ」という、外海にすむ種類だそうです。それに対して、もともと日本でハマグリと呼ばれていたのは、内海に住むもので、種類が違うそうです。桑名の有名な焼き蛤は、確かに桑名の地先、伊勢湾で取れていたわけですから、内海というべきです。この本来のハマグリは、日本の内海が水質汚染がひどく、ほとんどいなくなってしまった、とのことです。

 厳密に言えば、本来のハマグリとはちょっと違うのかもしれませんが、チョウセンハマグリがいるだけでも九十九里浜はありがたい限りです。今後も長くこの地域の水産物として取れ続けてほしいものです。

    海岸で行われたハマグリ祭りと同じ時間帯に、JA横の駐車場では、JA長生主催のふれあい感謝祭が行われました。こちらは農産物の販売が中心です。藤野美沙さんという歌手の方が来て、歌を披露していました。代表作は、「雨の九十九里」だそうです。メロン、トマト、そして加工品などの販売が行われていましたが、海のハマグリとならんで、メロンの安売りが人気のようでした。駅や市街地からすぐだということが幸いして、大変賑わっておりました。会場が比較的こじんまりしていたこともにぎわい演出に預かっていたかもしれません。

 同日、同時間に二カ所での催しだったので、わたくしは両所の挨拶で、もうひとつの催しにも触れて、是非そちらにもでかけてください、とお願いいたしました。町では、両所を結ぶシャトルバスを用意したのですが、どれほどの方がご利用いただいたでしょうか。

 いずれにせよ、天気がよく、どちらの催しも成功だったと思います。嬉しいことです。