町長日記2018年4月21日(鳴門川をきれいにする会の総会に出席と2区の役員・班長会議に出席)

   今日は、午後10区の皆様の組織されている鳴門川をきれいにする会の総会に出席しました。鳴門川は、睦沢との境を流れる小川で、一宮川方面に流れてゆきます。きれいにする会の皆様は、そこの草刈など、環境美化を受け持ってくださっています。

 規約を拝見すると、平成12年の発足だそうです。すでに18年の歴史があります。ただ、お話を伺うと、ご他聞に漏れず、この地域でも高齢化が進み、作業に参加する人数が減っている、とのお話でした。日本全国高齢化なのかもしれませんが、やはり残念です。

 総会では、いろいろと議論が出ました。草刈の回数を減らすために、草がはえにくくする手立てはないのか、といった話から、睦沢側のほうを大分手入れしている具合だが、睦沢には、対応する組織はないのか、連携して草刈をやれば、それぞれが回数が少なくても倍になるのだから、よいのではないか、などの意見が出ました。しかし、どうやら睦沢には、対応する組織はないのではないか、との話になりました。今後、役員の方々に確認して頂くのがよいでしょう。

 また、発足時に、町から委託を受けたのなら、図面があるだろうから、まずはその図面を確認して、やるべき範囲を確定しよう、というご意見も出ました。わたくしに随行してくれた産業観光課の職員が、役場で確認してみる、と言ってくれました。

 昨年、全体を歩いてみたい、と町長日記に記しましたが、いまだ踏破できていません。近日中に歩いてみたいと思います。

 なお、総会後の懇談で出た話題として、消防署改築の話はどうなったか、ということについての質問がありました。わたくしは、平成30年度の間に広域で新たな整備計画の枠組みができること、その上で南署は一宮町に残りながら改築の話が進むであろうこと、場所としては、現在の場所には余剰地がないことがまず考慮材料であること、また、基本的には西部地区中心に考えられるが、これまでのいきさつも関連するので、場所については確言できないこと、などを述べました。方向が見え次第、10区の皆様にはご報告にあがることをお約束いたしました。

    夜は、松濤軒で行われた二区の役員会に出席させて頂きました。お話を伺って印象的だったのは、子供神輿の問題です。現在、二区には子供さんが少なくなってしまっているうえに、高齢化で役員の負担も重く、他の区とも相談しつつ、子供神輿活動は、縮小しているところだそうです。一方で、一宮学園・まきの木学園の子供さんが招待で参加され、大変好評を博しているそうです。

 その上で、でた議論としては、子供神輿は、廃止した場合、区費の軽減につながる。今後、諸般の事情で区費の値上げを考えなければならないなら、子供神輿をやめて、区費負担を下げることも考えにいれるべきではないか、という問題提起がなされました。確かに、今後、二区の子供さんが更に少なくなっている中で、なおも子供神輿を行ってゆくとなると、ふたつの養護施設の子供さんのためのみに二区が汗をかく、という形になり、二区の皆さんが微妙な気持ちになることは、自然なことかもしれません。一方で、児童養護施設の子供さん方に、子供神輿でお祭に参加する体験を差し上げるのも、重要な意義のあることと考えられます。とすると、別の方途を考えなくてはいけないかもしれません。いずれにせよ、この問題は、今後、つめて議論してゆく必要があると、感じた次第です。