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町長日記2018年8月29日(釣ヶ崎のエコトイレについて提案とかずさ有機センターの運営協議会に出席)

   今日は、次世代水まわり研究所のスタッフであった山海さん、寺井さんのお二人が、釣ヶ崎のエコトイレについて、提案をもってきてくれました。このお二人は、エコトイレが設営されるときに、色々とお世話を頂いた方たちです。

 近年、エコトイレの近くに井戸を掘り、シャワーの施設を作りました。そのための地下水くみ上げのせいで、エコトイレが地盤沈下して、さまざまな不具合が出ているので、対策をとるように、というお話でした。デッキ部分の基礎が沈下して、床の「おおびき」を支える「つか」と基礎の間に隙間ができて、デッキが宙に浮く状態になっているから、人が乗らないように立ち入り禁止にしたほうがよい、ということ、処理槽が沈降して、雨水が多く入るようになってしまい、従来の土壌微生物による浄化機能が低下しつつあること、従って、自然の水の循環にまかせるのではなく、処理槽からの汲み取りを定期的に行うべきこと、などが提案の骨子でした。オリンピックを控えて、撤去するのであれば、今から補修にお金を使うのではなく、上のような対応策で進めたらいかがですか、ということです。前向きに検討することにしました。

 また、山海さんは国土交通省の研究所に戻っておられましたが、トイレの研究をされているということで、オリンピック後も残るものとして建設予定のトイレについて、節水型のものにしてはいかがですか、というご提案を頂きました。シャワーなどとの関連もありますが、すみやかに検討してみよう、という話になりました。

    午後、かずさ有機センターの運営協議会が開かれました。これは、乳牛の屎尿と、イネのもみがらで堆肥を作る施設で、睦沢町と一宮町で資金を投入しつつ経営しているものです。

 29年度の決算報告と、30年度補正予算の審議がスムーズに終わったあと、その他のところで、この事業について関心を抱いている民間企業の話になりました。今年の9月から研修生をひとりセンターに派遣したい意向だと言うことですが、ソーラーシェアリングを行っている会社で、ソーラーパネルの下で菌床によるきのこ栽培を、睦沢の休耕地で行う予定なのだそうです。そして、その使用済みのおがくず菌床を、堆肥の補助材に使えないか、ということで、本センターの事業に関与したいということです。また葉物の栽培も予定しているそうですので、そちらで堆肥も使いたいのだそうです。その全過程を自分で施設を作って行うとなると、初期投資が大変大きくなるので、すでに始まっている堆肥センターに目をつけた、ということのようです。

 まずは、先方の意向と、こちらのセンターの現状のありかたとがうまく接合できるものなのか否かを確かめて、協議会に諮りながら慎重に進め、もし話が最終的にまとまったら両町の議会にはかる、ということになりました。現在両町から資金を数百万づつ投入して運営しているわけですが、それが縮減される形で、民間企業の事業への関与が展望できると、大変ありがたいことだと思います。

 なお、議論の中で、ナシの木には、おがくずを使った堆肥を用いると、紋羽病を惹起する危険がある、ということでした。紋羽病は、きのこやかびの仲間で、菌糸が木の根に絡みついて、枯らしてしまう病気です。わたくしが戸塚の家に住んでいた頃、家のさくらんぼの木が枯れたので掘ってみたら、紋羽病であったことを思い出しました。これは結構深刻な病害ですので、そのようなものが発生しては大変です。ものごとは常にさまざまな角度から考えないと、思わぬ落とし穴に落ちかねないのだということを、改めて感じました。