町長日記2019年7月23日(一宮商業生、福祉健康課のインターンシップで来庁と民生委員、主任児童委員の推薦会と千葉MICE Dayに出席)

   今日は、朝、一宮商業のお二人の女子学生さんが、福祉健康課のインターンシップで、ご挨拶にみえました。早速、料理教室関係の業務をご担当頂くとのことでした。お二人にとって実りの多い研修になることをお祈りします。

 午後、民生委員、主任児童委員の推薦会が開かれました。今年が3年任期の改選年なのですが、退きたい、とのご希望の方が多くいらっしゃいます。わたくしとスタッフでご翻意をお願い申し上げましたが、皆様それぞれにご事情がおありになり、再任は難しいとのことでした。当面の状況では、民生委員は6名の欠員となりそうです。できる限り早く、引き続いてお引き受け頂ける方を探したいと思います。
 ただ、年々民生委員を新たにお願いするのが難しくなってきているのも事実です。もとは、地域の名士が、地域のために世話役を引き受ける、という名誉職的なものであったと伺います。しかし、近年は、実質的なご負担をお願いするお役となっており、なかなかお引き受け頂くのが難しいと感じます。更なる高齢化社会の到来を前に、しっかりした有償のお役目とするなど、制度の見直しが必要なのではないでしょうか。

 夕方は、木更津市のかずさアークで開かれた、千葉MICE Dayに伺いました。今回は、懇親会の会場に一宮町の宣伝ブースを出させて頂きましたので、秘書広報課の諸君とともに伺い、町勢要覧とるるぶほか、町の紹介資料を配布させて頂きました。参加者は県内の企業・社会組織・官公庁などの方が主でしたが、大分受け取って頂け、一宮町に対する認知も、オリンピックということで、高まりつつあることを感じました。
 講演は、以前一宮にもおこし頂いた中村好明先生でした。「インバウンド(外国人来訪者)」の話題を中心にお話を下さいましたが、人口減・高齢化の日本では、外国との往来としての観光という文脈は、生き残りのための産業としてきわめて重要だと仰っておられました。わたくしもその通りだと思います。また、観光地相互でお客様を紹介し合い、送り合う関係を構築して共存共栄を図ってゆくべきだとのお話もあり、まさしくわが意を得たり、の思いを持ちました。一宮の町の中、或いは一宮とそれ以外の市町村でも、そうした関係を築いてゆくべきであると、前から思っておりましたが、改めて意を強くしたひとときでした。