町長日記2019年9月19日(教育予算要望の案件で教育委員来庁)

   今日は、午後、教育委員会から、教育予算要望が寄せられました。いずれも妥当な要望と拝見いたしましたが、町のタイトな予算編成の中で、実際にどれだけ確保してゆけるか、が問題です。

   一宮町は、川沿いの排水機場が11ありますが、いずれも老朽化が進み、メンテナンスや更新で大変お金がかかります。この施設は、住民生活の質的向上に資するものというよりは、通常の住民生活の安寧を守るためのものです。つまり、これがうまく作動することによって、新しい価値が生み出されるものではありません。しかし、ここには大量の資金を投入しなくてはなりません。こうした自然的条件のもとにあるために、一宮町は、たとえば教育や道路の歩道整備などの、社会生活向上につながる施策に相対的にお金が投入しにくい宿命にあるのです。

   とはいっても、現状を嘆いてばかりでは話になりません。ふるさと納税など、新たな財源を確保しつつ、教育予算の拡充を図り、教育委員の皆様のご要望にお答えしてゆきたいと思います。