町長日記2019年10月5日(東浪見小学校秋季大運動会に出席)

   今日は、東浪見小学校で運動会が開かれました。いつもの通り、東浪見こども園と合同の開催です。みると、グラウンドはすっかり芝生で緑に覆われていて、よい感じです。伊坂校長先生のお話では、サッカーのゴールのところだけは、どうしても禿げがちになるが、ほかのところはよく定着しているとのことでした。

 こども園と小学校の合同の運動会なので、小さい子供さんと大きな子供さんとが一緒にいることになり、よい形態だと思います。昨年の東浪見小学校の運動会のときにも記しましたが、大きな子供さんは、小さい子供さんの前では、きちんと先輩としてふるまうことの重要性を感じて頂けるでしょうし、小さい子供さんは、大きな子供さんの振る舞いを見ながら、あのようにしなくてはいけないのか、ということを学べます。よいことですので、是非続けていって頂きたいと思います。

 昨年までは、東浪見小学校の運動会は5月の開催でしたが、今年は秋の開催となりました。どちらがよいとは一概にはいえないと思いますが、秋の方が、クラスの仲間にもなじんできて、クラスの一体性が強く確保されるかもしれません。5月だと、新学年になってまだ日が浅いからです。

 わたくしの子供のころは、秋の運動会が一般的でしたので、緑色の濃いミカンの皮をむいた匂いと運動会の記憶が一緒になっています。

 ところで、諸外国では、運動会というのはほとんどないそうです。これは、明治以来の富国強兵の方針の中で出てきた、日本独特の教育行事のようです。ご参加のみなさまには、競技で頑張っていただくとともに、どなたも、楽しめる点を思い切り楽しんで、爽快な一日を送って頂きたいと存じます。