町長日記2019年10月27日(芸能音楽祭に出席と子ども会育成会ハロウィーンパレード挨拶とJPSAジャパンプロサーフィンツアー2019ショートボード第7戦を応援とつづみと筝の合奏の演奏会に出席)

   今日は、朝、芸能音楽祭が開かれました。以前は「芸能と音楽を楽しむ会」でありましたが、改名して「芸能音楽祭」となっています。

 前半は、主に日本の伝統に関わる出し物が続きました。東浪見小の諸君の東浪見甚句の踊りから始まって、詩吟・民踊・日舞などと続きました。子供さんの蝶々の日舞がたいへん可愛らしく、印象鮮明でした。

 後半は、洋楽に移行して、合唱から、吹奏楽へと移ってゆきました。一宮小学校の金管部の諸君の演奏が、小学生とは思えぬしっかりした出来栄えで、感心いたしました。だんだん大人の皆さんの演奏へと移り、最後は全員での合奏でありましたが、いつもながら大迫力で聴きごたえがありました。ふるさとばんどの河野元校長先生のお話では、ぶっつけ本番だ、ということでしたがたいへんよくそろっておられたと思います。

 毎年のことですが、一宮町の文化力の強さを感じるよい機会ですので、多くの方にお越し頂きたいと思います。今年は、来客数が去年より多かったので、嬉しく存じましたが、もっと押すな押すなの人気になれば、と願います。

 なお、わたくしも尺八を演奏するのですが、音楽の先生の方から、「町長も自分で出てみなくてはいけませんよ」と仰って頂いたので、いずれ、恥を忍んで挑戦してみようかと思います。

 当日は、わたくしは、ある方から頂戴した、1964年の東京オリンピック時の、スタッフの公式ジャケットをはおって参りました。オリンピックも、大分近くなってきましたので、盛り上げの一助となれば、と着て出かけたものです。来年のオリンピック時も、一宮の文化力で、世界の方々をご一緒にお迎えいたしたいものです。

    午後、子ども会育成会の皆様のハロウィーンパレードがあるということで、出発点の公民館へお伺いいたしました。100名ほども見えていたでしょうか、皆さん思い思いの変装で、盛り上がっていました。子供さんが、出発までまつのに退屈しないようにと、子ども会のジュニアリーダーの皆さんが色々と面白いゲームなどを仕掛けて、子供さん方の注意を集めておられたのが、さすが子ども会だと感心しました。

    ご挨拶を差し上げたあと、役場正面でお菓子を差し上げる予定だったのですが、釣ヶ崎海岸で開かれているJPSAの大会の表彰式に伺わなくてはいけない、ということなので、早々と退散してしまいました。

 JPSAの今期の大会は、Trident Seafoodsというカナダの会社がメインスポンサーになって開催されたものですが、木曜日から、豪雨で中止の日を挟んで、実施されました。わたくしが伺ったときは、ちょうど、男子のファイナルが行われているところで、仲村拓久未さんが、優勝されました。女子の部では、一宮町の川合美乃里さんが優勝されました。おふたりとも、おめでとうございました。

 TridentのCEOの方もカナダから見えており、直接御礼を差し上げました。一宮にははじめての来訪だということでしたが、会社のスタッフを大勢引き連れてお越しくださいました。聞いてみると、随行スタッフには日本・ミャンマー・中国・トルコなど、各国からの方がおられ、国際色を強く感じました。

 来年以降も引き続いて、JPSAの大会が一宮町で開かれることを期待したいと思います。

    その後、東浪見大村の元総聖酒造の跡地が、柚庵という名で再開されましたが、そこで、つづみと、筝との合奏の演奏会が開かれたので、お伺いいたしました。つづみは、綱田の中垣さん、箏は海寶さんが演奏をなさいました。今日は、色々な催しに参加したのですが、最後は、典雅で古典的な香りで幕を閉じました。

   今日は、すばらしい一日で、一宮町の多様・多彩な面をつぶさに拝見することができました。こうした多様性こそ、今、世界中で重要だとされている事柄です。来年の東京オリンピックのスローガンも、「Unity in Diversity」、多様性の中の統一性、ということです。一宮町の有する多様性が、今後も維持増進され、また相互に交流を強めて頂くことを期待いたします。