町長日記2019年12月17日(「社会を明るくする運動」作文コンテストの表彰と自衛隊の皆さんが防衛白書について説明に来庁)

   今日は、一宮小学校へ伺い、「社会を明るくする運動」の作文コンクールで会長賞を受けられた生徒さんに、表彰状を差し上げました。体育館で行われた表彰状伝達セレモニーでは、文化祭の時に各賞の発表と作品の展示が行われた、上総一ノ宮児童作品展の受賞者の皆さんも、改めて壇上に上がられ、再度、全校の皆さんの前で、表彰を受けなおしておられました。絵画と書写で町長賞をお受けになられたお二人には、わたくしから賞状を差し上げました。また、その他にも、交通安全ポスターや理科・保健などの各部門での表彰状伝達が行われました。受章
 こうした表彰などは、わたくしは個人的には、子供のころに若干頂いたことがある程度ですが、拝見していると、何部門にも跨って受賞しているたいへん優秀な方がおられ、感心いたします。今後も、順調に才能を伸ばしていって頂ければ、と思います。また、そもそもご応募されなかった皆様も大勢あったかと思いますが、お友達の晴れ姿に発奮して、今後チャレンジして頂けると幸いです。
 実のところ、先生方に伺ってみると、最近は絵画でも書写でも作文でも、各種コンクールなどに応募する方が激減しているというのです。わたくしが子供の時のように、ほぼ全員が先生の言うとおりに応募する、というのではないのだそうです。
 もちろん、基本的には、作品制作は、正課以外のオプションですから、応募するもしないもご本人次第というべきでしょう。しかし、そうした機会以外に、絵を描いたり書をしたためたり、作文をしたり、というチャンスがあればよいですが、そういう活動そのものを行わなくなってゆくのは、残念なことであると思います。是非とも、多くのお子さんにそういう活動に手を染めてほしいのです。必ず、大人になってから、よかった、と思うことがあるはずです。
 なお、寺田さんの作文は、「あいさつ」の持つ力に関するもので、素晴らしい出来です。県の方でも賞を頂く運びになっていると伺います。まことに、おめでとうございました!
 なお、歯の健康で受賞された方が男女お一人ずついらっしゃったのですが、たいへん羨ましく存じました。わたくしは、子供のころに歯を大切にしなかったものですから、40代以降、口腔の不具合がまま生じ、舌を噛んでしまったり、ナッツなどがうまく噛めなかったり、と悩んでいます。最近では、歯の健康はクオリティ・オブ・ライフに直結する、といわれています。お二人はじめ、若い方には、歯を大事にして、生涯快適に過ごして頂きたく存じます。
 
その後、自衛隊の方々が見えて、令和元年度の防衛白書について、レクチャーを下さいました。詳細にお話し頂いたので、昨今の防衛をめぐる課題と文脈をよく理解しました。
 わたくしは、日米同盟の機軸の中で、トランプ政権成立後は、「アメリカ・ファースト」の色彩がかつてないほどに突出し、日本の固有の文脈や利益が忽視されがちな局面が多くみられることについて、所感を申し上げました。もちろん、これは素人の談義ですので、取るに足らぬものです。とはいえ、防衛省の方々と直接意見交換ができたことは、わたくしには得るものが多く、たいへん嬉しく存じた次第です。