高齢者肺炎球菌定期予防接種について

 肺炎球菌は主に気道分泌に含まれる細菌で、唾液などを通じて飛沫感染し、気管支や肺炎、敗血症などの重い合併症を引きおこすことがあります。また、成人の肺炎のうち2~3割は肺炎球菌が原因と考えられます。高齢者肺炎球菌ワクチンの接種により、肺炎球菌による感染症の予防や感染した場合の重症化を防ぐことが期待されます。

1.定期予防接種対象者

(1)65歳の方

(2)60歳以上65歳未満の方で、心臓、腎臓または呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する方及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方。

※(1)または(2)に該当する方で、今までに23価肺炎球菌ワクチン(一般名:23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン、商品名:ニューモバックスNP)を受けたことがない方。

※接種日に一宮町に住民登録がある方。

※(1)の対象者は、お誕生日月の翌月に予防接種予診票を送付します。

※(2)の対象者は、申請が必要です。

2.接種期限

 66歳の誕生日の前日まで

 ※定期接種の機会は65歳の1年間です。接種を希望する方は、接種の機会を逸することがないようご注意ください。

3.助成回数

 一人につき1回限り

4.助成額

 3,000円(上限)

 医療機関窓口では、3,000円を除いた額をお支払いください。接種費用は、医療機関によって異なりますので、医療機関にご確認ください。生活保護受給者は無料です。

※町が発行した予診票を契約医療機関に提出し接種が完了した方が、助成の対象となります。

※接種見合わせとなった場合、および助成額を超えた額は自己負担となります。

5.実施医療機関

 令和6年度高齢者肺炎球菌予防接種契約医療機関一覧(PDF、115KB)

お問い合わせ

福祉健康課健康係  電   話:0475-40-1055

          ファックス:0475ー40-1056