町長日記2020年12月2日(猪口邦子参議院議員後援会に出席)

   今日は、夕刻、猪口邦子参議院議員の主催される会合が千葉であり、参加しました。

 猪口議員のお話で、心に残ったものとして、次のことがありました。すなわち、今後、気候変動や激しい環境破壊など、SDGsの目標項目にも掲げられた、人類が生き残るために地球全体で取り組まなければならない課題の解決に向けて、予算をさいてゆかなければならない。となると、戦争をできるかぎりなくし、低いレベルの軍事的抑止力で均衡を保てるようにして、各国の防衛予算を抑制し、必要な人類の共通課題解決にまわせるようにするしかない、というお話です。

 確かにそうなのでしょう。今や世界は地球全体として、温暖化をはじめ、かつてない大問題に直面しています。となれば、人類そのものが生き残ってゆくためには、国同士、あるいは社会集団同士の間の争いをできる限り縮減して、共同作業にあたってゆくしかない、ということは大局的に見てその通りだと思います。

 となると、言説の力をベースにした政治の力量が問われるところでしょう。政治の力が、そうした方向へ世界の動向を導けるか否かが、最も重要なこととなると思います。わたくしも日本の一地方政治家ではありますが、こうした大きな課題について、応分の責任を果たせれば、本望というべきである、と思った次第です。