町長日記2020年12月5日(自然保護3団体会議)

   今日は、いこいの森を育む会、一宮ネイチャークラブ、一宮ウミガメを見守る会の皆さんが、先日の「つなぐねっとツアー」を踏まえての今後を話し合う会合に、わたくしもお誘いを頂き、参加させていただきました。

 今後、自然と人間のあり方を考えなおしてゆくことは、温暖化などで、地球中の環境が激変しつつある中、人類共通の課題というべきです。そのためになすべきことは、限りなくたくさんあるでしょう。

   皆様のお話のなかで、一宮町に即して、具体的に提案されていたこととしては、まずは今後山から海までの自然を見ながらのウォーキングなどを励行することで、多くの方々に、一宮の自然の豊かさと貴重さに対する愛着の念を強化して頂けるようにしたい、というお話でした。

   大上段に振りかぶった地球規模の議論ももちろん必要なのでしょうが、足腰としては、こうした実直な試みが、意味を発揮するものだと思います。そうした試みを通じて、現場で生起しているさまざまな現象を、はじめて多くの皆さんで共有できることになるからです。町も、そうした活動を皆様が展開されるのであれば、後援などの形でお手伝いができると思います、ということを申し上げました。

   それ以外にも、計画の作成は下からのボトムアップでないと多くの方の共有物として機能を発揮できないのではないか、という問題提起など、意義深い議論が行われました。充実したひとときでありました。