町長日記 7月27日(自衛隊協力会の総会に出席)

    今日は、自衛隊協力会の総会がありました。会長の本田さんによると、最近は活動が先細ってきている、とのお話しです。昨年、小林議員が入会されましたが、全体に総会出席者も少なく、確かに活力の低下は否めません。従来のメンバーは自衛隊のOBが多かったのですが、高齢化で活動に参加する人が減ってしまって、今の元気のない状況になってきたということです。

 先細りの要因は、いくつかあるようです。先般、本田会長にお伺いしたところでは、一宮には駐屯地など、自衛隊関連施設がないので、日常的協力関係が構築できないこと、各地へ見学にいっても、昨今の国際情勢の緊張のあおりを受けて、従来のようにのびのびと見学できず、興味の広がりを持てないこと、などが挙げられていました。

 会合のあと、小林議員とお話ししましたが、自衛隊の家族会があろうかと思うので、家族会との連携が、ひょっとしたら有効なのではないか、とのご意見でした。わたくしもよい意見だと思います。今後、そうした道を探ってほしいと思います。

 もちろん、なんとしても戦争は避けるべきです。戦争は絶対悪です。しかし、他国が軍備を増強している状況に対して、戦争抑止の観点から対応してゆくことは必要であり、その任を担うのが自衛隊です。また、2011年の東北の大震災の時のように、激しい自然災害時に、救援の先頭にたってくださるのも自衛隊の皆さんです。自衛隊は、われわれの安全・安心を守るものとして重要な存在です。その活動を支える協力会の活動が、再度活発化することを願っています。