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町長日記2018年8月20日(県道植栽帯整備についての打合せと茨城県鹿嶋市議員団来訪)

   今日は、午前中、役場で都市環境課の諸君と県道植栽帯の今後についての打ち合わせをしました。これは、オリンピックを控えて、千葉県が、これまで手入れがされていなかった一宮町内の県道に付属する植栽帯を整備したいという意向を示してくださったことを前提に、町としてどうするかを考えようということで開いたものです。先般より、役場内では、この件で3,4回の話し合いを行っていました。今回は、先般、8月17日に千葉県庁で、所管の部局、県土整備部・道路環境課長の村椙さんと、県議の酒井先生の立会いのうえで、意見交換をさせて頂いたあとの、最終的な町の意思決定へ向けての会議です。県の方は、まずたたき台として、すべての植栽帯をコンクリートで被覆する案をベースに、考えてゆきたい、という意向でした。その上で、年末までに町の意向を決めてもらえれば、それに従って施工します、とのお話しでした

 わたくしは、県道一宮停車場線の直線ルートは、植栽帯をコンクリートで被覆する選択ではなく、あくまで土のままに維持して頂くことを、町のボトムラインとしたい、と主張しました。これについては、わたくしは最近、10人以上の方々に改めて聞き取りをしましたが、わたくしが聞き取った方全員が、コンクリートで植栽帯を埋めることには反対のご意向でありました。もちろん、百人が百人、反対ということはないと思いますが、わたくしとしては、ここは植栽帯の維持でゆきたいと思います。
 そこで、ここについては、各種の町内団体や、学校などに、手入れの意思を確かめてみようということに致しました。県には、「アダプト」(adopt。養子として引き受けるという意味)制度というものがあり、植栽帯の管理を、県の援助を得ながら行うことができることになっています。そこで、まずはそれを活用しながら、町で、水やりその他のサービスを付け加える形で、町民の方々から請負役を募ってみようということにしたわけです。もし、受け手の方が無い場合にも、町がこれまで同様の水準の管理で、植栽帯を維持する形でやってゆこうということに致しました。
 一方、県道飯岡一宮線の東浪見方面の植栽帯は、同じく、「アダプト」を募ってみることにしよう、と話しました。けれども、こちらは、アプローチが2.1キロと長いので、停車場線よりも、引き受け手がない場所が出ることが考えられます。そこで、受け手が見つからない場所については、県の意向を踏まえて、コンクリートの被覆を行い、カラー塗装をして、手入れの手間がかからないようにするのも一案だと話しました。それは、こちらは、停車場線に比して、両側に保安林の緑地帯があり、植栽帯があることがルートの潤いの有無を左右するほどの効果はもたないと考えたからです。
 ただ、会議の後で、当該地域に住む友人に聞いてみたところ、この地域の方で、「アダプト」に参加する方はある程度おられるだろうことと併せて、県の意向とはいえ、コンクリートで埋めるのは、町民の皆様から強い批判を受けるであろう、という意見を貰いました。とすれば、コンクリートの被覆はやめなくてはなりません。もちろん、花が植わっている植栽帯の方がよいに決まっています。まずはサーフショップの皆さんなど、「アダプト」に参加してくれるところをひと区画でも多くなるよう、努力をします。
 これから皆様にご案内する書類は、わたくしが起草することにしました。なんでも担当課に任せていたのでは、仕事が追加するばかりで疲労してしまうので、わたくしも実務のお手伝いも少々ながらすることに致しました。

  午後は、茨城県の鹿嶋市の議員団の皆様が、視察にみえました。2020の東京オリンピックで、鹿嶋市はサッカーを受け持たれます。同じオリンピック開催自治体として、一宮町の状況を視察に見えたものです。

 わたくしから、一宮町の現状と課題をお話した上で、オリンピックについての準備状況の説明を差し上げ、質疑応答を致しました。驚いたのは、わたくしどもの準備状況はまだまだ足りないものだと思っていたのですが、議員さん方によれば、鹿嶋市はもっと進んでいない、というお話だったことです。なんでも、2019年の国体が茨城県で開かれるとのことで、県を挙げてそちらに注意を傾注しているところだそうです。オリンピックは、その陰に隠れてほとんど問題になっていないというのです。
 ワールドカップの開催経験もお持ちなので、余裕がおありではないですか、と伺ったところ、ワールドカップは3日間、オリンピックは12日間、日数も大きく違うので、ワールドカップの経験はそのまま援用はできないのだ、ということでした。またワールドカップのときに整備した道路なども、不十分な点があり、オリンピックならばそれなりの対応が必要であると考えられるが、現時点ではとにかく何も決まっていない、というお話でした。
 意外な感に打たれたわたくしでしたが、では、どこが準備が進んでいるのだろう、という疑問がおこりました。わたくしたちは、どうも進みが遅いと悶々としているのですが、全体状況としては、どうなのでしょうか。他の自治体の視察などもしてみたいと、強く思った鹿嶋の皆様の来訪でありました。