町長日記2019年5月16日(一宮どろんこ保育園の田植えに参加)

   今日は、午前中、どろんこ保育園の田植えに伺いました。よく晴れた空のもと、水をはった園内の水田に、園児のみなさんとご一緒に、はだしになって入りました。もともと砂地だったということで、表面の泥はそれほど深くないので、しっかり植えるのに少々力が要ります。子供さん方も、はじめは要領を得ない方もおられましたが、直ちに慣れて楽しく植えておられました。
 一昨年も参加しましたが、園児の皆さんは秋に刈り入れも行い、給食でそのお米を召し上がったそうです。おいしかった、と皆さん仰っていました。お米がどうやってできるのか、一宮であれば水田も多いのでわかるでしょうが、田植えとか刈り入れなどの労働は、体験するのが難しくなっています。子供さん方にとっては、忘れがたい思い出になるのではないかと思います。園の方のご努力と、耕作指導を下さっている中村さんのご厚意に、改めて敬意を表します。
 なお、その後の用事があって、途中で退出したのですが、一天にわかに掻き曇り、雨が降ってきたのには驚きました。子供さん方がどうされたか、心配になりましたが、すぐ上がったので、恐らく続けて植えられたのだと思います。もともとどろんこ保育園では、泥だらけになって水遊びもすることも可ということですので、にわか雨など、ものともされなかったのではないかと存じます。

 午後は、東京の全国町村会館で行われる地域農政未来塾という催しに出席しようと思いましたが、諸般の事情で取りやめました。残念でした。