旧秋場家住宅土蔵

旧秋場家住宅土蔵(きゅうあきばけじゅうたくどぞう)

平成29年6月28日登録

一宮町東浪見 個人所有

 

 秋場家は江戸末期から造り酒屋を営んでいた旧家で、かつては網元を務めていた家です。

 建物は桁行五間、梁間三間、切妻造妻入で正面に下屋を付します。内部は1,2階とも一室で、小屋は大径の地棟木に登梁を架けます。建築年代は棟札から天保13年(1842)であることがわかり、国登録有形文化財となっている旧秋場家3件の中で最も古いものになります。

 現在、建物はギャラリーとして活用されています。

 

              ▲外観

            ▲内観(2階)

       ▲天保13年の棟札