令和5年度第3回一宮町文化財講座「「玉前神社社家日記」の世界」

 令和5年5月17日付けで、一宮町指定文化財となった「玉前神社社家日記」。幕末の天保15年(1844)から嘉永5年(1852)にかけての日記(弘化4年分はなし)で、上総国一之宮であった玉前神社の社家であった風袋、飯塚、宮本、小塚、高原の5家が共同で記録したものです。

 社家が担っていた上総神楽の奉納に関する記事や一宮藩に関わること、異国船の出没、盗人の出没、年中行事など記された内容は多岐にわたります。特に弘化2年(1845)4月5日に一宮海岸で行われた軍事操練については藩主の装束、隊列など細かく記され、多くの見物人がいたことが記されています。

 今回の講座では、幕末の一宮について、社家日記の記述から迫っていきます。

 

○テーマ  「「玉前神社社家日記」の世界」

○講 師  江澤一樹(一宮町教育委員会学芸員)

○と き  令和5年(2023) 10月14日(土)

       午後1時30分~午後3時頃(午後1時受付開始)

○ところ  一宮町中央公民館1階大会議室(一宮町一宮2460)

○定 員  70名(参加無料、事前申し込み不要)

  → チラシ(表)チラシ(裏)

【問合せ】教育課 0475-42‐1416