特定外来生物「ナガミヒナゲシ」の繁殖にご注意ください!

春から初夏にかけて、道ばたや空き地などでオレンジ色の花を咲かせる「ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)」という植物が急速に広がっています。
この植物は見た目がきれいな反面、非常に強い繁殖力を持ち、在来の植物の生育を妨げるなど、地域の生態系に悪影響を及ぼす外来植物です。
また、根や茎から他の植物の成長を妨げる成分(アレロパシー物質)を出すため、一度広がると元の自然環境を取り戻すのが困難になります。

写真:ナガミヒナゲシ(参考)

ナガミヒナゲシの特徴

・細長い実(さや)がつく(「長実」の名前の由来)
・1株から5万粒以上の種子を飛ばす
・毎年同じ場所に広がりやすい
・道ばた、公園、庭などあらゆる場所で見かける

駆除のポイント

・花が咲く前(4~5月)~種ができる前(6月初旬まで)に根から抜くのが効果的です。
・抜いた後は種がこぼれないよう注意し、袋に入れて可燃ごみへ。
・手袋を使うと安心です。(※かぶれる方もいるため)

ご協力のお願い

ご家庭のお庭や敷地内、公園や空き地などでナガミヒナゲシを見つけたら、早めの除去にご協力ください。お子さまが興味を持って摘まないよう注意換気等をお願いいたします。また、駆除方法や処分について不明な点がありましたら、下記までご連絡ください。

問い合わせ先

都市環境課
電話番号:0475-42-1430